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ナバホのジョークが面白いのはインディアンの間でも有名なんだけど
民族性が表れるジョークはそれぞれの部族の特徴が色濃く出ることがある。
ラコタ(5代前はシャイアン)の
ネーミングファーザーミラパシネも
代々のジョーク好きで
先代から録取したジョークが数時間分あっていつか本したいそうだ。
今回、ブラザーのボビーや
ネーミングファーザーのミラパシネに
kill time 暇つぶしで紹介したジョークを披露するとウケてくれた。
それも当然、彼らのジョークなんだから僕らよりツボにはまる。
ミラパシネとジョークの出し合いになって
教えてもらったジョークから簡単なものを紹介しよう。
凝った話は英語で覚えきれず意訳してまとめなきゃならないから
まずは英語で覚えられた簡単なものから紹介する。
White man have bible, Indian have land.....
No !!
White man have land, Indian have bible !! 白人には聖書がある、インディアンには大地がある・・・・・じゃねえっ!!
白人が土地を持って、インディアンこそ信仰を持ってるんだ!!シニカルなジョークで大笑いだ。
「白人が信じるのはバイブル、インディアンが信じるのは大地・・・」って意訳をせずに直訳するとこういうジョークができる。
聖書を持った白人はインディアンを殺して土地を奪った
土地を奪われたインディアンは辛うじて信心だけを心に留めてる。
もちろん口頭伝承文化のインディアンには聖典も聖書もないし、
もともと住んでただけで土地を所有してもいなかった。
だからlandを大地vs土地、bibleを聖書vs信仰に変えて訳してみた。
滞在記ラコタの地での仕事を終えてサウスウエストへ移動する。
来年にはボビーはシャイアンリバー・リザベーションを出て、
パインリッジ・リザベーションに移ってるだろう。
予定の立て方も楽になる。
ただ、その理由が歳を重ねての健康不安もあったりするから
みんなの健康を切に願うばかりだ。
ラコタのアートの入手困難は相変わらずで
金銭的にはペイできてないのが現状だけど、
この地を訪れる度に心に得るものがあって還元されるから
やっぱり僕はいくらかでも恩返しに来なきゃならないと思う。
「失われつつある部族」、せめて遅らせるためにも
日本にいる僕らも
「ヒトであることをおもうこと」でいのり、
彼らとつながっていこう。
インディアンごっこはしなくてもいいから。