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still remain the same / NATIVE SPIRIT (R)

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バイソン狩り

(関連; Naming Father / ミラパシネ /ネーミングファーザー

そうしてミラパシネと話していたとき
突然話はバイソンを狩る話しになっていた。
突然、話しが変わって
一瞬いつの話しかと思ったら
もちろん狩りをしていた当時、
合衆国と戦争していた時代の話しだった。

「バイソンの狩りの季節が来ると
いくつかのバンド(生活共同体)から若者達が集まって
協力して狩りに行ったんだ。
バイソンは馬より早い、
屈強な動物だから致命傷を与えるのは大変で危険なことが多い。
だからポニーに跨った戦士たちは逃げるバイソンの中に入って
河の激流に乗るようにバイソン達に合わせてポニーを蹴る、
ポニーより早いバイソンに追い抜かせるんだ。
そこで至近距離用の重い弓を引いて、
追い抜きざまのバイソンの斜め後ろから脇腹を狙う。
そうすると矢は急所に到達して、バイソンは転がる。
ところが転がるバイソンをポニーが避けきれないこともある
それと恐ろしいのは
プレーリードッグの巣穴でポニーが脚をとられるんだ。
どちらにしろ
逃げるバイソンの群れの中で落馬したら終りだ。
後ろから来るバイソンに蹴り殺される。
だから当時の狩りは命がけで
毎年、何人かの戦士が命を落としたそうだ。」

そんな話しを聞いていた時に・・・
episodehate guns バイソン狩り編に つづく
バイソン狩り_f0072997_232495.jpg

シャイアンやラコタ、他ニンゲンがバイソンを狩るようになったのは
彼等が東の森林地帯を入植者に押されて平原にたどり着いて、
平原インディアンになってからで
それ以前はバイソンを食べる習慣は途切れていたと聞く。

インディアンは機動力に優れた小型の馬、ポニーを使っていた。
平原の必需品/いのちを大切に 1(2009/10/22 リンク追記)
by cwdye | 2007-06-10 02:06 | culture 文化
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