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still remain the same / NATIVE SPIRIT (R)

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wakinyan 2007 夏

wakinyanの続編だ。
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南西の空から稲妻がやってくる
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近付くにつれ大きくなって
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雲を突き抜けて降りてくる

これらが撮れたのはカメラがデジタルになったお陰だ。
稲妻にシャッターを合わせるなんてプロでも簡単なことじゃないだろう。
ましてやカメラのセンス最悪な僕では試そうとも思わない。
フィルムをどれだけ浪費することになるか知れたもんじゃない。
ところが今時、持っているカメラはデジタル、
何枚撮ろうがメモリを浪費するだけで
失敗したのは捨てればいい。
それに気がついて、
雷が近付いてくるパインリッジの表に飛び出してみた。
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光と音の大自然のシンフォニー、スペクタクルだ。
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まるで天から龍が降りてくるよう、有難い。

稲妻ウォッチングなんかしながら、写真なんか撮ってて、
これを見る方もごく自然に受け止めるだろうと思う。
ただ、ひとこと付け加えておくと、
もし、稲妻に祈っていたら写真は撮らない。
祈ろうとする瞬間から稲妻は
もっと身近なスピリットになる。
稲妻との対話に集中しなきゃいけない。
by cwdye | 2007-09-30 01:53 | episode エピソード

休業

当然といえば当然なんだけど
帰国してから定休日も無休で製作に当ててたし、
販売店様からの受注もある程度はまとめて
納品を済ませることができたから
火曜日の臨時休業は数時間の出勤に留めて
今日(日付で昨日)水曜日は休養を取った。

まだ受注品が完納できてるわけじゃないから
お待ちのお客様には申し訳ない、もう少し時間を頂くことになる。

送り出した一部を紹介しておこう。
青森のギャラントホースさんには
少し宝石ターコイズのインディアンジュエリー。
秋田のアーススピリット
さんにも
カスタムメードを含む各種。
帰国早々のスラブ/ネストさんには
まず、ビズビーとローンマウンテンのものを一点ずつ。
新潟ウエスタンリバーの姉妹店、シュガーバレーにも
サドルレザー作品各種。

というわけで話しのネタも一休み。
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これが相棒のジョーイ
by cwdye | 2007-09-27 03:18 | journal 記録 日記

hate guns, ローライダー編

The Low-Ri-der is a little higher ♪

ラコタのブラザー、ボブの息子のイチロウ
(なんで仮名がやつだけ日本語なんだ?)
身長、体重がかつての横綱 曙とわずかにしか変らない大男だ。
父親譲りの屈強な心身の持ち主、
いろんな仕事をしてきたようだけど
ある頃はクラブのセキュリティだった。
日本でセキュリティというと堅気っぽいけど、早い話が用心棒だ。
さすがにどんな揉め事も一発で解決できる評判の用心棒だったらしい。
仕事中はスーツで、普段着は今時のヒップホップだな
重っ苦しい黒いかっこをしてる。
輪をかけた迫力の演出も必要だしね。

ある日の夕方、イチロウがボブの家に車で現れた。
来ると聞いていたんだけど
ちょうど外にいた時にランチに入ってきたんだ。
薄暗がりに80年代の黒いキャデラックのローライダー!
さすが筋金入りは違うぜ・・・

こう書くと
チカノのギャングが乗ってるような
ビカビカにしてローダウンしたローライダーを
イメージしたくなるだろうけど、
塗装は当時のまま、やれて灰色がかってる。
ロウダウンしたのか? サスペンションがへたって落ちたのか?
それともイチロウが重過ぎるのか?
とても意図的にローダウンしたように見えない。
まあ、よくもそんなローライダーでランチの急勾配のダートロードを
入って来れたもんだ。
薄暗がりの中ライトもつけずに来たのは、
ライトが壊れてるから・・・だった。
笑える。
でも、ちゃんとかっこいいんだよ。
何しろ降りてくるのはギャングも青ざめる2mのイチロウだ。
そのイチロウ、降りてドアの前に立つと
僕を見て不敵に笑ってドアを指さした。
フロントフェンダーからドア、リアフェンダーにかけてあるのは
サブマシンガンの弾痕!?
笑ってる場合じゃないぞ、いつやられた、怪我はないのか
とうとう誰かに狙われるようになったのか
心配になりながら近付いていくと
弾痕のステッカーかよ!
大笑いに変った。
弾痕のステッカーなんて使い古されたネタに
まんまとひっかかったよ。
Low-Ri-der is a real goer ♪

hate guns として書き始めたら
ネタがどんどん出てくる。
by cwdye | 2007-09-24 00:14 | episode エピソード

9月末 近況と予定

帰国直後に書いた近況のような状態から
落ち着く日が来ると思いながら
日に5人~10人ものお客様が来訪される日が続いていて有難い。
渡米後の展示品の最搬入などの、
作業の後も片付かない倉庫のような状態で、
3人も入ればいっぱいになるところに
沢山のお客様に来て頂けて恐縮。
せめて遠慮なく割り込んで楽しんでいって頂きたい。

製作の作業の方もついつい予定が押しがち、
納品を待って頂いている販売店の方々とそのお客様には
あと少しで品物を届けられる。

21日、アメリカからパイロットマウンテンのジュエリーと
ランダーブルーのカボションが届いた。

22日、スラブ/ネストさんが渡米から帰国して
再オープンされる。
恐らくうちと同じように
留守中に移動させた展示品の再搬入で忙しいことと思う。
落ち着くころを見計らって納品する予定だ。

25日、火曜日、臨時休業になる。
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by cwdye | 2007-09-22 02:33 | journal 記録 日記

探しものは何ですか

お尋ね者は誰ですか・・・

hate guns パウワウトレイル編
その夜があけてベーカーズフィールドで朝食
それからカリフォルニアを北へ向かう、
フレズノを超えるといよいよ目的地サンノゼに近付いた。
地図を見ることもなく市街地へ入っていくと
ナバホのお父さんが通りすがりの人に道を聞く。
目的のパウワウは市街地のグラウンドでやるのか・・・。

ダウンタウンも近い街の中、
グラウンドに到着して早速タープを張って商品を並べ、
裏には大きいテントを張ってマットと寝袋を敷いた。

そうしてパウワウ第一日目の真夜中だった。
テントの中にいるわりには外はカリフォルニアの都会、
街の喧騒をテントの中で聞いたのはそれが初めてだろう。
あまり街中でキャンプはしないからね。
そのうちパトカーのサイレンが響いて、その台数が増えるのがわかった。
ヘリも飛んでいって、テントの天幕をサーチライトが流れていくのが見える。
どうやら、何かあったらしいけど距離もありそうだ、
次から次へと聞こえる騒音に興奮して眠れないしトイレにも行きたくなった。
野次馬根性も手伝って、グラウンドを散歩しようとテントを出た時だ、
向こうの空へ飛び去っていったヘリが旋回してこっちの方に来る?
僕がグラウンドの真ん中あたりを横切ろうとしたところで
サーチライトに照らされた。
ニュースや映画なんかの捜索シーンで見るあのやたら明るいあれだ。
ものすげえ眩しいぞ、それに、ライト当てるの俺じゃねえぞ!
でもすぐに何かの事件の容疑者が近くにいるのかと思って
手を大きく振って「俺じゃねえよ」なんてそんなジェスチャーもできるわけなく
一瞬固まりかけたけどライトはすぐにそれて本命を探しに戻った。
まあ、大丈夫なんだろう。
走り過ぎるパトカーをフェンス越しにしばらく見物して
離れて行くのを見送ってから用を足した。

まさかトイレに行こうとしてスポットライト浴びることになるとはね。
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イメージはパインリッジパウワウ
小さい男の子がメンズトラディショナルで決めてる
by cwdye | 2007-09-20 02:28 | episode エピソード

nature born artists

ネーミング・ファーザーのミラパシネには16人子供がいる。
孫を入れると23人の子供がバックヤードを走り回ってる。
大家族の子供たちはお互いの面倒を見合うことができて、
うちのワンブリもキミミラも歩き始めたころから、
みんなに可愛がってもらって遊んでもらってる。

久しぶりに訪ねるとき、
何かしらギフトを用意するんだけど、
何しろその人数。
スーパーマーケットやトイザラスでお絵かきセットを買う、
いちばん無難な選択だ。
いろんなセットがあるけど、とにかくデカイのを買う。
何十色もの色鉛筆、マーカーペン、絵の具、筆、スケッチブックが
50cm x 70cmくらいのケースに入ってる。
それを2セット。
それにA2版くらいのスケッチブックを5冊くらい。
まるで焼け石に水といった具合に一瞬にしてなくなっていくから、
持って行く量が年々増えてきたんだ。

それに加えて今年はビーズを持っていってみた。
小さいサイズのもので中間色を含めた基本的な色を多色。
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ひとしきり絵を描いて遊んだあと、
ビーズを開けると、ひとりふたりテーブルに向かって
6,7人が黙々とビーズ細工を始めた。
ワンブリもトカへも教えてもらいながら、
延々とビーズを刺し続ける。
今のところ作るのは簡単なブレスレットがほとんど。
それでもnature born artists
お小遣いを超えるものを作れるようになってくれたらと願う。

つづく
by cwdye | 2007-09-16 10:49 | culture 文化

hate guns, パウワウトレイル 編

大したことじゃなかったんだけど

もう、15年以上前になる。
ナバホのお父さんとお母さんとカリフォルニア、
サンフランシスコの近くサンノゼのパウワウに出店しに行った。
カローラのワゴンにテントやジュエリーとそれを展示するケースを満載で
夜中のインターステートを出かけた。
11時を超えると極端に車は少なくなる。
そのころは今よりだいぶ車も少なかったように思う。

アリゾナの森を越えてモワベの砂漠に向かう真っ暗闇
前を走る車もなく、後続車もいなくなってしばらくしたころ
ミラーに光の点が映った。
それはゆっくりでもだんだん大きくなってきて、
そのままのスピードなら追い抜いていくはずだ。
でも、そのヘッドライト車間を詰めてぴったりと後ろについたまま、
加速をやめてこっちのスピードにあわせている。
気味の悪いプレッシャーに腹がたってきた。
ところがそこはアメリカ、すぐに冷静になった。
ヘッドライトの高さからピックアップトラックか?
こっちはルーフにまで荷物満載の1500cc、
さてこの状況からどう脱する?
相手を刺激しないようにゆっくり減速するしかないか
そう思って少しずつスピードを落としていくと
しばらくそのまま後ろについていたその車が追い越し車線に出た。
今度はゆっくり横について、追い越さずに並んでくる。
見ると真っ黒で何か殴り描きがしてあるバン。
「次の瞬間、助手席の窓が降りて銃口が・・・」
そういうシーンがぴったりじゃねえか?
冗談じゃない。
ナバホのお父さんは助手席で寝てる。
もし、そうなったら、併走してる車だ、
ブレーキを踏めばすぐに弾道から外れるだろう。
ブレーキを踏む準備をして、さらにアクセルを緩めて減速してみる。
こちらの行動から
充分プレッシャーを与えて遊べたと判断したか、
そのバンは速度を上げて離れていった。
shit !! if i had a gun, of course it should be big one.
良くない考え、それが必要な国。
by cwdye | 2007-09-15 01:55 | episode エピソード

ナバホにウォーボンネット

僕らを家族として迎えてくれたラコタのグランドファーザー(故人)は
古い時代の映画俳優だった。
俳優のジョン・ウェインやジョン・フォード監督の少し前の人だ。
そんなわけで
ショウマンであり俳優だったグランドファーザーと家族は
ハリウッドに住んでいた時代があった。


「仕事でカリフォルニアを離れる時、
アリゾナのどこだったか、
グランドキャニオンの近くの駅に列車が停まると、
インディアンたちが作ったものを窓際に沿って売りに来た。
ちょうど私の近くに
ネックレスを腕にかけたインディアンが来た。
赤いヘッドバンドのナバホで、浮かない顔だ。
私もインディアンだから話しかけてみた
「売れるか?」
「売れないんだ」
そこで私はそのトラディショナルな装束のナバホの男に
平原インディアンのウォーボンネットを被ることを勧めてみた。

仕事を終えてカリフォルニアに帰る復路の駅で
またそのナバホの男に会った。
今度は私の提案通りウォーボンネットを被って売り歩いていた。
近くまで来たとき聞いてみたら
売れるようになったと喜んで礼を言われたよ。」

という、恐らく60年代以前の話。
背に腹はかえられない。
ここ100年、観光化することで
伝統を切り崩したり、変化させることは
生きていくために必要なことになった。
眺めているだけじゃ本来の彼らの姿を見ることはできない。
でも興味を持って見ようとすれば
本当の彼らの姿が見えてくる。

つづく
by cwdye | 2007-09-13 01:12 | culture 文化

bridge over what

僕のアメリカでの行動範囲には使われなくなった橋も目立つ。
入植者のゴールドラッシュがインディアンを蹴散らし、
彼らを追いやってできたワゴントレイルはやがて、
観光の黎明に一躍かって、そして今、現代に朽ちかけている。

栄える者は必ず衰えるのが常とはいえ、
まだその段階じゃないらしい。
それら朽ちた橋の替わりに現代建築による
より強靭で効率的な橋が建設されてるんだから。
モニュメントとして残された古い橋には
土地を追われたインディアンの影がうっすらと
それに入植者の汗と希望が見え隠れする。
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この橋はアリゾナのグランドキャニオンの観光ルートにあるから
見たことがある方も多いだろうと思う。
この写真はデジタルのスナップだけど、プロのTokaheが撮った写真もあるから、
もし、その写真が出てきたら改めて載せよう。

ところで
栄える者である合衆国が衰えたとして、
インディアンが元通りになれるわけではなく、
道連れにされるってことだから、
なんとか共生の道を模索しなきゃならない。
僕たちは何に橋をかけるべきか考えていこう。

なんて、思わせぶりなメッセージを書いてはみたものの、
この橋の写真の企画はそんなたいそうなもんじゃない。
by cwdye | 2007-09-12 02:14 | bridge over what

ナンバーエイト

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ナンバーエイトの中でも珍しい
ハイグレード3ストーンのオールドスタイルブレスレット
人気ジュエリー作家、つまりビッグネームで女性の作品だ。
人気があるのは彼女が若くて美人だから
だけじゃなくて、
頭が良くて知識欲も旺盛、
造るものもご覧の通り抜群なセンスだ。

ナンバーエイトと言えば友達からの警告があった。
「莫大な量のナンバーエイトのチョークの流通を見た」
そうで、それはつまり
「莫大な量の加工済みナンバーエイトがこれから流通する」
ことを意味する。
最近では加工済みターコイズに高い値段をつける
新手のディーラーが現われるからご注意だ。
詳しい情報は店頭にて。
by cwdye | 2007-09-11 00:58 | introduction 紹介