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still remain the same / NATIVE SPIRIT (R)

native.exblog.jp

予定

Skull Duggery に納入したWallet、予定が押しまくっていて
NATIVE SPIRITでの販売は年明けにずれ込みそうだ。
Skull DuggeryのWeb Shopでは販売をスタートしているので、
http://www.skulld.comでチェックできる。


”Smooth Wallet”というスカルダグリーでの名称は、NATIVE SPIRITでも採用する。
実はこのSmoothという単語にはボクも、スカルダグリーの立石氏と意見を同じにするところもあって、思い入れがある言葉なんだ。
その薀蓄はまたいつか書こう。

Blogの更新もしないまま11月はあっという間に終わってしまった。
公私共に異様に忙しい日々だった。
実際に何をしたのかというとあまり捗ってはいなかった。
そして、すでにもう12月に入っている。
お陰様で多数の発注を頂き、年末進行に突入している。
年末年始の予定がまだHPのNews Page にupされていない。

年末年始予定
12月は30日土曜日まで
水曜定休日のみで 臨時休業なし
1月5日金曜日まで休み
1月6日土曜日から営業再開


1月は例年通り渡米予定がある。
例年は月末近くから2月中旬までを費やしているが、
今回は1月20日あたりに近くなり、前倒しにずれそうだ
詳しい予定が立ち次第お知らせする。

以上
とり急ぎのお知らせでした。
もう少し更新するように心掛けたいと思います。
面白い話が何もないのもなんなのでなるべく早く次の更新をして、
渡米で持ち帰る予定のものを予告なんかしちゃおうかな
# by cwdye | 2006-12-04 12:03 | News 告知

新企画

新企画が動いている。

かつて趣味のオートバイに関係する知り合いで
スカルダグリーという屋号を持って、グッズ販売をしていた人がいる。
一時期、活動を共にしたこともあった。
そのままなんとなく立ち消えになっていたが
実は知る人ぞ知るブランドなんだ。
15年前、あるいはそれ以前からHarley Davidsonに乗っている人は
知っている。
10年よりこっちから乗り始めた方には知る由もないとも言える。
とにかく今のように「バイカー」なんて言葉の定着もなく、
「バイカーグッズ」なんてものが選べるほどなかった時代の人で、
それもそのはず、現在老舗的なHDのカスタムショップのオーナー達の世代の人なんだ。

前置きが長くなったけど
そのスカルダグリーが復活してる。
かつてのようにオリジナルTシャツにあわせて、
さらにはオリジナルSVジュエリー、レザーグッズ、セミオーダーのウェア、
加えてHDのカスタムパーツも揃えはじめている。

そのスカルダグリーの商品の一部で
ウォレットを作る企画が進んでいた。
SKULLDUGGERY by Native Spiritの
ダブルネームで共同制作になる。
色は黒とナチュラルのサドル。
Burnning Bloodによる真鍮製のロゴプレートと
ウォレットチェーンとフックが付属する。
この週末にあるクールブレイカーというカスタムバイクのショウ、
続けて、次号のHD専門誌Vibesで発表される予定だ。

お求めは
スカルダグリー
中野区中央5-48-5(バーニングブラッド隣 / 旧ネイティブスピリット近く)

NATIVE SPIRITでも
このスカルダグリーのウォレットを販売する予定があるが
SKULLDUGGERYオリジナルの金具類は付属しないNS仕様になる。
# by cwdye | 2006-11-02 10:46 | introduction 紹介

スモーキービズビー / ターコイズ

(2006年 10月 投稿 2013年夏 追記、2014年5月 編集)
スモーキービズビーからたどるターコイズの本当の話し

かつて紹介された雑誌の誌面では
ターコイズの名前さえも出すことは控えてきた。
一般にあるほとんどの安定加工済ターコイズ
量産対応できるコマーシャルターコイズと違いすぎること、
単なるブランド名のように簡単に受け止めるべきじゃないからだ。

あるいくつかの誌面には鉱脈の名前なしで
チャイニーズスパイダーウェブとランダーブルーのリングを並べて
似た見た目と大きく違う値段を見せた。
(チャイナ15000円:ランダーブルー300000円/2000年 当時価)
勿論これは注意を喚起するためだった。

最近、フリーアンドイージー誌には鉱脈名を記載するようになった。
雑誌の質を見込んでいる事と、
一般市場での宝石ターコイズの誤認が増えたことからだ。
それでも詳しい内容は誌面に収まりきらない。
先日のショップ紹介の中のキャプションは
編集部の方が独自に調べて書いてくださった内容だ。

そこに補足しておく。
「スモーキービスビーがめずらしい」って書かれているけど
結論から言うとコレクターの世界では珍しくない。
その中で
綺麗なスモーキービズビーは珍しい」
濁った結果が吉と出たという珍しさであって、
さらにスモーキーがなければグレードは上がる
どちらかのサイトで言われているのか、
お客様からも何度か問われたことがある。
アメリカの高級ギャラリーでも
白く濁ったビズビーをスモーキービズビーと呼んでいたし
呼び方は自由だ。
それぞれに見所はあろうし悪いとは言わないけど
コレクターにとってはとりたてて珍しいものでもない。

ネイティヴスピリットでは
硬度が充分で半透明な”ビズビーらしい青色”の中に
”チョコレート色のマトリクス”が滲み出て
”紫に煙る”ように見える「部分」が
全体のルックスを侵さない程度に入ってるその「部分」
スモーキーな「部位」と呼んでいる

要するにスモーキー・ビズビーと呼ぶほど
スモークが全体に及ぶなら それは濁りであって、
色が薄いと白濁した紫、緑味を含む部分も多く、グレードは下がる
スモーキー・ビズビーとは低いグレードを売るための
「聞こえがいい呼び方」の場合がほとんど

ターコイズは名前だけじゃない
ビズビーだから、ナンバーエイトだから、ランダーブルーだから
というだけでいいターコイズとは限らない。
ビズビーターコイズというだけならば、
1カラット150円から果ては50000円を越える程のグレードがある。

ビズビーでも他でもあり得るけど、
特にナンバーエイトの場合さらに飛びぬけた価格になるものが隠されてる。
つまりそれはないものであって
コレクターの間でも流通がなく、出れば言い値で取引される。
これを一部のコレクターはエクセレントグレードと呼ぶ。
実はナンバーエイトの場合、これが古い本に出ているせいで
スタンダードと思われがちな部分だから厄介だ。
(単価/ct=時価/2006)

そしてこれらの古い有名なターコイズは
当然採掘は終わったものだから時価であって下がることがない。
それどころか最近では
スタビライズドやエンハンストの加工処理されたビズビーやナンバーエイトまで
値段を上げてきたものがあって、
まるでナチュラルハイグレードとも思える価格でオファーされたものもあった。
90年代前半までなら無添加ハイグレードが買えた価格だ。
ビズビーに似たレッドスキン・ターコイズというチャイニーズターコイズを
ビズビーターコイズと偽って売るものも2005年に現れた。

ランダーブルーもグレードを落とせばランダーとしては安くなる。
でもその見た目は”ランダーブルーらしさ”に乏しく、
素人目には他の種類のスパイダーウェブターコイズと
見分けられない程度になるだろう。
それならたとえばネバダブルーやインディアンマウンテンのほうが
”それぞれにそれらしく(クラシックに)”見える。
安価でも無添加チャイニーズのトップグレードも珍しさはなかなか。
モレンシのトップグレードはビズビーのトップグレードの半額だけど、
相当に普通のモレンシとは違う稀少なものだ。
(2014年 鉱脈によってはチャイニーズも枯渇寸前、
トップグレードは入手困難になったうえ価格も上がった)

モレンシやキングマンなどの名前は
無添加で使える最低限のコマーシャルグレード
量産ジュエリー向けに安く大量にリリースしたためイメージが安かった。
そのため、コマーシャルグレードと違ってそれ以上に綺麗に見える色、風景、
スパイダーウェブやウォーターウェブ、バーズアイなどの模様を持った部分を
「ハイグレード・モレンシ」「ハイグレード・キングマン」と
わざわざ名前に「ハイグレード」をつける。
全体が安価だったコマーシャルグレードのターコイズでは他にも
このことわりをつける鉱脈は多い。


こんな具合に書き始めるときりがない。
何時間話しても話しきれないほどの情報がある。
ドクターペッパーブラザーのジョーダンロウリーはかつて彼の著書の冒頭で
「ターコイズのことをなんでも知っている、という人を信用するな」とも書いてる。
絶対にサイトの画像で納得せず
ギャラリーにご足労頂いて現物を日中の自然光の下で見て頂きたい

一般的には商売の世界のこと そこはセールストークに満ちている。
ご留意されたし。

追記
ビズビー、ナンバーエイト、ランダーブルー・・・etc いずれの名前にしろ
アメリカ一般市場では正真正銘の実物に出会う前に
沢山の安定加工処理済のものや違う鉱脈の偽物に出会うことになる。
裏とも言えるコレクター市場で取引されるようなもので、
表に並ぶことは難しい。
観光される方にはサンタフェのパッカーズが比較的実物に触れやすい。

追記2013夏 
数年前にオーナーを亡くしたパッカーズ(サンタフェ)は営業を終了 
ファンシーな観光地で高級店があるサンタフェでも
宝石ターコイズを使用した高級インディアンジュエリーを
わずかでも展示する店舗は皆無といえる状況になった。

f0072997_9243176.jpg
courtesy of Mrs.Hatano
お客様のオーダーから
石を探してコレクターと交渉してまわり、
チャングリシカワカンのカスタムジュエリーに載せて引渡しまで4年かけた。
最高級のランダーブルーを複数 贅沢に使ったブレスレット。
Sold / 参考写真 /撮影 Tokahe-Naji-Winn 小倉直子©

参考;ターコイズの予備知識
グレードの話
スモーキービズビー/例
グレード/例・モレンシ
「宝石ターコイズ」/用語説明/言葉の定義 1
無添加ターコイズ /用語説明/ 言葉の定義 2
ハイグレード・ターコイズ/ネイティブスピリット/グレード+硬度
ターコイズの色と光
ターコイズの色と光 次世代
TURQUOISE by ジョーダンロウリー/参考書籍
その他カテゴリreference 参考

NATIVE SPIRIT+

all about Turquoise/ジョーダンロウリー
ランダーブルー/宝石グレード/例
ランダーブルーが好き?/参考エピソード
真贋例/偽ランダーブルーの話
百聞は一見にしかず/見方
graded グレード分け

参考;
カテゴリについて
Report 滞在記
culture文化
episode エピソード
作品に関する参考;
作品販売店
introduction紹介
reference 参考

# by cwdye | 2006-10-05 07:23 | reference 参考

過去の取材・掲載誌を一部紹介(2006以前)

Free & Easy誌には 8月、9月号に続いて
11月号にも掲載されることになって今月9月末発売だ。
特集はDAD'S STYLE、
NATIVE SPIRITは「F&E公認SHOP20店」の中で紹介される。光栄だ。

以前、これら取材に補足、解説をつけることを宣言しておきながら、
やっと過去の掲載分を探し出したところ。
解説をつけるのも追々で容赦願いたい。
まずは、2000年代以降ここ6年程の記事、広告を掲載した雑誌に限り
いわゆるバイク雑誌の別冊グッズカタログ誌には
写真家であるTokahe najiによる風景や動物のでの
イメージ広告だけだから省略、
インタビュー記事やコラムなどが掲載されたバイク雑誌本誌も省略。
Tokahe Naji Winnのフォトギャラリーは本HPのギャラリー内と、
リンクした彼女のサイトでご覧になっていただける。
その他若者向けファッション誌、「シルバーアクセ」カタログ誌に掲載も
イメージ重視のやっつけ仕事なので省略。
申し訳ないが力が入っている雑誌は以下で見ると2誌しかないことになる。
また、細かい取材やプレゼントの掲載分は省略、
忘れた号があれば後に書き足す。
表紙の画像でも載せたいところだけど、それも追々にできたら・・・。

Indian Jewelry / インディアンジュエリー  
ワールドムック245 / ワールドフォトプレス 2月 2000
Turquoise / ターコイズ          
ワールドムック500 / ワールドフォトプレス11月 2004

Free & Easy
2003 4月 
"American Minority Report"
ランダーブルー Sq.Pen.Set Collection 掲載

   6月
"Made in the US. 70's HERO"
ナンバーエイト  Ex.Grd McCormic's collection
ビズビー TpGrd. Bracelet
ランダーブルー Classic Bolo
ランダーブルー Changlishikawakan Custom Bracelet

2004 6月
"OLD SCHOOL USA"
ビズビー BraceLet
ランダーブルー Chnglishikawakan Custom Bracelet
デマリ  Bracelet

2005 8月
"the BIG HOLIDAY"
Native Trip /正木 大 小倉直子
18年続けている旅のエピソードをまとめて頂いた。
      
2006 6月
「魂の服」
Tatanka (タタンカ/Decorated Bison Skull) Pendant
ビズビー Bracelet
ランダーブルー Blacelet

   8月
「こだわりは男のスタンダード」
ビズビー Collection
ラコタ ビーズ アート
サドルレザー
カスタムジュエリー by チャングリシカワカン(Changlishikawakan)

   9月
「相棒としての一生もの」
Tatanka Pendant set (バイソン スカル ペンダントセット)
サドルレザー Products sample 正木本人の私物

  11月
"DAD's STYLE"
Store 紹介 / F&E 公認20Shops
ナンバーエイト Blue/Blk Web Bracelet
ナンバーエイト Red Web Bracelet
ビズビー ペンダント、ボラタイ、ブレスレット
ランダーブルー Changlishikawakan Custom ring
トゥ ホウク レンジャーバックル + Saddle Leather Ranger Belt set

バックナンバーが欲しい方はそれぞれの編集部に問い合わせていただければ
購入方法などわかると思う。

2006年秋以降掲載誌(ブログ内検索)

パブリッシャー リンク
ワールドフォトプレス
フリーアンドイージー
ラギッド・ミュージアム
バイブズ/VIBES
J-book / 書籍販売サイト

参考;ターコイズの予備知識、画像
グレードの話
スモーキービズビー/例
グレード/例・モレンシ
「宝石ターコイズ」/用語説明/言葉の定義 1
無添加ターコイズ /用語説明/ 言葉の定義 2
ハイグレード・ターコイズ/ネイティブスピリット/グレード+硬度

その他ターコイズ、インディアンジュエリーに関しての参考はブログ内カテゴリ
introduction 紹介reference 参考

参考;
Report 滞米記
culture文化
episode エピソード
作品販売店
ブログ内検索
ターコイズグレード
ナンバーエイトビズビーランダーブルーローンマウンテン

f0072997_19204989.jpg

オーダー品 
ビズビー、ナンバーエイト、ランダーブルー
/ チャングリシカワカン カスタムジュエリー
記録のためだけに自分で撮った、に、しても下手だ
これだからあてにならない。

# by cwdye | 2006-09-29 18:57 | introduction 紹介

戻りました

ターコイズの相場は上がり続け、アーティストはワイルドになっているけれど
同じものなら数ランク上のものを、という希望は叶えられる。
ビズビー、ナンバーエイト、ランダーブルー、
それぞれかなりのハイグレードなものが入手できたと思う。

家族が対面するインディアンの人権問題では憤りを感じることもいつも通り、
オフでは乗っていた馬に暴れられ、踏んだり蹴ったりされなくてよかったな、と。

歳のせいか最近は時差ぼけというのを感じる。
今朝も4時には目が覚めて、8時にはアトリエに出かけてみた。
明日、展示品の再搬入をして、
明々後日、9月9日には散らかったままだろうがなんとか再開する予定。
まあ、中身が勝負だから、体裁はそのうちなんとか。
乞うご期待
# by cwdye | 2006-09-06 20:03 | News 告知

フリーアンドイージー9月号 /掲載誌

Free & Easy誌 9月号NATIVE SPIRIT作品、掲載。

新規販売店 埼玉県 幸手市 Stone Age 
オーナーは、僕が若いころに影響を受けた先輩の一人
Stone Ageという屋号の歴史は25年くらいか?
# by cwdye | 2006-08-10 02:16 | introduction 紹介

上半期国内での活動終了

ギャラリーから搬出した展示品の一部は
予定通り、上野のSLOB/NESTに展示されます。
その他、作品は各地の販売店で取り扱われています。
HPの販売店でご確認ください。

留守中のご不便ご迷惑ご容赦願います。

~申し訳ないので収穫の予告~
Lander Blue Bracelet、Bisbee Bracelet 
それぞれ20ctsほどの大きい石を使用、グレードも申し分なし(Top grd)。
その他、3stn Bisbee Bracelet など。

400cts ほどのBisbee(Midium High Grade)を持ち出しで、
いくつかオーダー予定
通常NATIVE SPIRITではハイグレード以上推奨だけど、
このBisbee(Mid High)は素晴らしい。
硬さも見た目もBisbeeとして充分である。(仕上がりは2~6ヶ月後)

その他、Gem Turquoise、Jewelries,Leather, Hide の作品。
# by cwdye | 2006-08-10 02:08 | journal 記録 日記

いよいよ

今日で展示品公開は休止。
7日、8日は販売店への納品の詰めと、展示品の片付けが中心になる。
9日に在庫、展示品など主だったものを搬出して倉庫に移動、
10日に出国する。

留守中に引き上げて保管してしまう展示品の中から、
一部はSLOB/NESTさんに展示を兼ねてお預かりいただくことが決まった。 
勿論、SLOB NESTさんではNATIVE SPIRITの作品や
Turquoise Collectionを販売しているので、
カスタムオーダー品以外は通常通りの対応をしていただける。

帰国は9月6日。
7日に展示品搬入して、9月8日に営業再開
展示品が完全にケースに収まり、
体制を立て直すのには1~2週間かかる場合もあるけど
持ち帰った新しいターコイズコレクションはすぐにお見せできる。

これからいつもに増して地獄のような忙しさになる。
渡米直前には書けないかもしれない。
留守中のご不便ご迷惑、恐れ入ります。
# by cwdye | 2006-08-06 19:19 | News 告知

シールドマーク 楯印 

ここのところの取材ではCangleska Wakan (Changlishikawakan)
チャングリシカワカンと発音するラコタ名を使うようになってきてる。
そこでこの名前とそれを直接表記できる盾印について
書いてあった文章を上げてみる。

Shield mark of Changlishika Wakan

よくインディアンが丸い盾を携えている絵がある。
そこには彼自身の何かを表す模様が描かれている。
鳥、雷の鳥、バイソン、玉模様、弾丸をよける熊、
それぞれがそれぞれのシールドを携えていた。
実はこれらの絵柄は気まぐれや思い付きで描いたものではなく
なにがしかを認められて「授けられた」ものだそうだ。
自分で好き勝手に思いついたものを作って、
これが自分のシールドだと主張することはできないものだったという。

1988年、一人で仕事を始めるときに
ただ、ものを作って売るのではなく
作品のコストには含まれない、
金銭で売買することのできないなにかを込めたいと思った。
詳しくは、重複するからメッセージ/旧コラムページから汲んでいただきたい。
そうしてNATIVEと繋がり、そのメッセージを持ち帰るための旅を始めた。

祖父が亡くなったときの葬儀の準備で
始めて意識的に自分の家の家紋を見る。
「丸に一枚の鷹の羽」
棺桶に横たわる祖父の前
静かな静寂の中で雷に打たれたように衝撃的だった。
インディアン流に解釈すると
丸は めぐる命の世界
鷹の羽はメッセージとちからを表すことができる。
まさに、自分が目指しているものはもうすでにあり、
最後に祖父が残してくれたメッセージのようだった。

「鷹の目になって得たメッセージは
落とした羽によって伝えられ世界を丸くする」
これをデザインして、
落ちてくる鷹の羽を光の輪で囲った。
A HAWK FEATHER」と呼ぶNATIVE SPIRITのマークの始まりだ。
必然、そうなることは決まっていた。

当初、僕はこれをシールドマークと呼んだけれど
後にこれが単にマークとしか呼べないものだったと知った。

旅を続け、多くの家族に迎えられながら
ラコタのミラパシネのもとで時間を費やすようになった。
そしていつもと変わらないある日、名前を授けられる日が来た。
チャングリシカ ワカン、そう名づけよう。輪の力という意味だ。
おまえは旅を続けて和を取り戻そうとしている
。」
ミラパシネとはいろんな話をしたけど、
特に「和を取り戻そうとしている」と具体的に話したことはない。
でも、それこそがその時点で約10年、
この旅とNATIVE SPIRITを続けてきた理由だったんだ。
ミラパシネは見事に僕の意思を理解し、栄誉に余りある名前を授けてくれた。

そのときミラパシネは一枚の絵を描いていた。
冬景色を書いていたはずの絵が
一晩明けて一気に夏の夜明けの風景に描きかえられ、
そこに祈りを捧げる馬に乗った戦士と妻と赤子が描き添えられた。
トカヘとワンブリ(妻と娘の名前)と、これはおまえたちの姿だ。
おまえにはシールドを持たせてやろう

そう言って、赤と黒の輪で白抜きの中に黄色い稲妻を描いてくれた。
まさに、ストレートに「輪の力」を意味する具象ができあがった。
A HAWK FEATHERのマークと同じ意味になる。
これは伝統的に正式に授けられた云わば公認のシールドマークだ。
身が震えるほどの名誉だ。
f0072997_137268.jpg

かつて征服される前のインディアンは自分の名前を自らは口にしなかった。
「風に盗まれる」からだ。
時代は変わった、戦い方もかえるべき時がきた。
チャングリシカ ワカン、ことあるごとにその名前を口に出せ。
それがおまえを強くする。
そして、ミラパシネが名付け親だとも言って欲しい。
それが私の名誉だからだ。
その名前を口にするとおまえが強くなり、私も強くなり、
それを聞いた他の誰もが強くなる


だから、もういちどここで宣言しておこう。
僕の名前はチャングリシカワカン、
輪に稲妻がそのシールドマーク
ラコタのミラパシネから授けられた。 Ho!


備考
絵文字として、羽と稲妻はそれぞれ「ちから」同じ意味を表すことができる。
ここで言う「ちから」とは「物理的な力」より「摂理」に意味が近い。

関連記事;
その名前の生き方
その人の名前
ラコタネーム
白い蝶
culture7インディアンと英語
it really worked
Shield mark シールドマーク 
Naming Father ネーミングファーザー

# by cwdye | 2006-07-10 15:45 | culture 文化

雑誌取材について

ご存知の通り兼ねてから雑誌の取材には多く取り上げていただいた。
申し込みも多いが、ネイティブスピリットの趣旨と合わないことも多く、
お断りしているものは更に多い。

シルバージュエリー関係のカタログ誌は取材、広告ともに出ない。
友人関係が出しているバイク乗りのファッション系カタログ誌へは
物品の掲載はせずイメージ広告だけ出させていただいている。
(いいお客だね)
掲載紙は現在は一部に限らせて頂いている。

HPの過去のコラムでも触れてるけど
インディアンは口頭伝承文化だ。
信仰にあつく、宗教がない
ラコタやディネなどの先住民は移民からインディアンと呼ばれるようになった。
インディアンジュエリーなどの工芸品は独自な文化でなく、
移民文化との接点となるべく培われてきた新しい文化だ。
それらを背景にしたものを雑誌に掲載されるに、
限られたページと文章は厄介なものだ。
取材を受けたときの編集担当の方には非常に苦労をかけ、
気をつかっていただいていると思う。
なにしろ、民族、差別問題や、文化の保護みたいな話もからんでくるから
部族の名前を背負った僕としても生半可なことは言えない。

今日はとりあえずのイントロまで
追々、過去数年に大きめに取り上げられた記事に補足していこうと思う。
# by cwdye | 2006-06-22 04:22 | column コラム

ネイティブスピリット ブログ スタート

Blogと聞いても、意味がわかってない
HPで更新を怠っていたコラムをBlog形式で再開したらどうかと
トカヘに勧められて考えてみた。

HPのコラム停滞には、ただ怠けたというだけでなく多少の理由がある。
あの9.11だ。
アメリカから帰って数日後にあのニュースが入った。
あれについての感想はみなさんと同じくしたところも多いだろう、
今更語ることもない。
ただ、あの直後からアメリカ合衆国政府に対する懐疑心が一層増した。

あれ以来、
兄弟たちとのエピソードやカルチャーに関する何かを書こうとするたびに、
それがアメリカ合衆国の横暴や陰謀への怒りに結びついてしまう。
話していても語気が荒くなる。

他にもいくつか細かい言い訳はあるが見苦しいことわざわざ書くこともない。
とにかくどんなペースでどんなカタチになるかはわからないけど
この場をお借りして再開してみようと思う。
# by cwdye | 2006-06-22 03:47 | column コラム