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ターコイズの色と光 ネクストジェネレーション

ネクストジェネレーション、要するに次世代
いやがおうにも遅かれ早かれくるはずだったソレ。
goes like this

セールストークで売るために言うだけのジェムグレードじゃなく
本当の「宝石」という意味でのジェムグレード
ネイティブスピリットで言う「宝石ターコイズ」を取引するためには
交渉のためにグレーディング(等級分け)ができることは大事だ。
プロと思われる人でもおぼつかないことがあるその目は
経験と記憶と執念が大きく差をつけることになる。

良質の石を探してカットしてみたり
いくつもの鉱脈ごとにある多くのバリエーション
それらを何万カラットも見続けて
1パーセント以下の希少な高級グレードにたどり着くことができる。

お客様にはそこまでは見取りきれないけれど
ネイティブスピリットでは中程度以下はサンプルとして
ハイクォリティ(高品質)、ハイグレード(高等級)以上の
宝石(ジェム)ターコイズばかりをお見せしてる。
いつか少しずつわかって見えてくる日が来るその頃
ネイティブスピリットで選んで良かったと改めて実感していただくために
なにがなんでも高品質を押さえたものを提供する必要がある。
同時にお客様にも買う前に充分な日数や回数を重ねて時間をかけて
シビアな環境下で見ていただけるようにお願いしている。
「ターコイズを見るのは自然光のある時間」
そのために特に文末に用意してる
カテゴリreference 参考introduction紹介等の解説の中で
ターコイズの色と光について触れてる。
ほんのわずかな色味の偏りがグレード(等級)を分けかねない。
このまま書き続けるとまたターコイズの色と光と重複しちゃうね。

今回これを書き始めたのは「補足」のため、っていうのも
国と東電の起こした原発の問題で余儀なく節電を求められたせいで
夏季渡米1ヶ月前(2011)にも書いたとおり
震災後、ギャラリーの照明が大きく変わった

今までのハロゲンもクリプトンも蛍光灯も人工光であることにかわりなく
ただ長くつきあってきたから目が慣れてるだけなんだけど
それだけに突然換えたLEDの光の違和感にはげんなりだ。
そのままじゃ青白いし、
昼白色ではそれを相殺するために黄色が足されてるし
電球色もまるで黄色やオレンジ色みたいだ。
蛍光灯の昼白色にも緑の周波数が強いのがあるから
ほんとにこんなこと言ってても仕方ないんだけど
ますます「日中の自然光のある時間」が重要になるわけだね。
と、結局愚痴になっちまったところで参考画像を出しとこう。
併せてこれをご覧になってる皆様のモニターの個体差もお忘れなく。

左から、昼白色蛍光灯 昼白色LED 電球色LED 昼白色電球 白色LED
f0072997_14252387.jpg

ギャラリー屋外、午後4時、直射日光は避けるも空や風景が映りこむ。
f0072997_1425347.jpg

風景の映りこみまでを回避するには屋外で立体としての現物を見ること。
相変わらず結論は「画像は雰囲気だけ」ということで悪しからず。

サンプルに使用したターコイズは
ビズビー、ランダーブルー、八番、すべてトップグレード
それぞれの青は完璧なクラシックの色を醸す。


参考;ターコイズの予備知識
グレードの話
スモーキービズビー/例
グレード/例・モレンシ
「宝石ターコイズ」/用語説明/言葉の定義 1
無添加ターコイズ /用語説明/ 言葉の定義 2
ハイグレード・ターコイズ/ネイティブスピリット/グレード+硬度
ターコイズの色と光
TURQUOISE by J.D.L./参考書籍
その他カテゴリreference 参考

all about Turquoise
ランダーブルー/宝石グレード/例
ランダーブルーが好き?/参考エピソード
真贋例/偽ランダーブルーの話
百聞は一見にしかず/見方
graded グレード分け

参考;
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ターコイズグレード
ナンバーエイトビズビーランダーブルーローンマウンテン

by cwdye | 2011-09-16 14:38 | reference 参考

色と光 / ターコイズ / 参考

これまでのターコイズの予備知識に関する参考は以下の通り。
グレードの話
スモーキービズビー/例
グレード/例・モレンシ
「宝石ターコイズ」/用語説明/言葉の定義 1
無添加ターコイズ /用語説明/ 言葉の定義 2
ハイグレード・ターコイズ/ネイティブスピリット/グレード+硬度
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ランダーブルー/宝石グレード/例
ランダーブルーが好き?/参考エピソード
真贋例/偽ランダーブルーの話
百聞は一見にしかず/見方
graded グレード分け

この20年の間に何十万カラットか想像できないほどのターコイズと
何トンもの採掘された原石を見て関わってきたおかげで
僕はターコイズをグレーディングすることが出来るから
以前アメリカ滞在中gradedでお見せしたように
カット後 市場に出る前のターコイズのグレード分けを任されることがある。
そこで今回はグレードに関わる色と光の重要性について少々
(詳しく書くために前後で内容が重複、乱文で申し訳ないけど
つめるほどの時間はかけられない、乞うご容赦)

ネイティブスピリットでは 予てから事あるごとに
「コンピュータ上の画像」や「印刷物での見た目」は鵜呑みにせず
「肉眼で実物を日中に見ること」を強くお勧めしてる。
妻で写真家のトカヘはターコイズを撮る技を習得してるし、
フリーアンドイージー誌は他と比べて格段に印刷がいいようで
かなり好ましい状態に再現できてはいる。
写真がヘタな僕も最近は選んだカメラが当たりだったお陰で
それなりに雰囲気のある写真をお見せできるようになった。
とはいえ雰囲気の再現に近づけた写真が撮れたとしても
そこはそれ「雰囲気」でしかなく
その心もとない「雰囲気」はそれを見るPCの各社のモニタで変わる。
僕の身近にある新旧各社5台のPCのモニターの見せる色は全部違う
新しめの1台は渡米中に携行して更新に使ってるやつだけど
高画質を謳う液晶がかえってひどくまやかしの色を見せるほどだ。
だから渡米中の更新でターコイズの画像をアップしてたとしても
写り具合の確認は出来ずにそのまま出してるのが現状だ。


僕等が見てる画像は
現物(グレードやバリエーションの個体差)
x撮影条件《自然光or人工光(蛍光灯各色or白熱灯各色)》
x《各社各種カメラ(アナログ<ネガorポジ>+スキャナーorデジタル)》
x媒体《各誌印刷or各社モニタ》
これだけの条件の違いというフィルターを通した結果だ。
f0072997_14353420.jpg

左から; 電球、昼白色蛍光灯、ハロゲン球+昼白色蛍光灯、PM1:00屋外日陰
ソニーサイバーショットDSC-H10 8.1mp マクロ設定、ストロボ不使用
撮影後画像を縮小、トリミングとコピーを2回ずつした。
これに皆様のご覧になってるモニタの個性が加わる。
サンプルのターコイズは
マトリクスターコイズとスパイダーウェブターコイズの2種類
それぞれのトップグレードから2バリエーション


肉眼で見る実物の宝石ターコイズ
ジュエリーと併せてそれ自体立体物なのは言うまでもなく
宝石ゆえの高いグレードの品質は表面から光を通して奥行きを見せる。
硬度が高く高品質で高グレードのものは
いくらか半透明になるため光の色の影響も受けることになる。
室内での電灯の光は自然光に程遠い人工の色だから
肉眼でも本当の色を見ることはできない。
だから日中の自然光が必要になる。
(スタビライズド,エンハンスト等の安定加工でも
透明度を人工的に再現できる個体はあるから要注意)


ネイティブスピリット独自の厳しいグレード分け
細かい評価基準を大きく分けて基本から順に挙げると
1、石としての硬度があること
2、色の質とその発色(見え方)
3、混じりこむ母石=マトリクスの量や状態が作る模様
4.それらのバランスが見せる「その鉱脈らしい見た目」つまり
その鉱脈の「王道の見た目」=「クラシック性」を醸しているか
という段階でグレーディングしていく。

3までクリアできた石はミドルグレード=上質、高品質なターコイズ
4をクリアできると最上級の個性を兼ね備えるハイグレード以上になる。

2番目に挙げた「」はその段階だけで完結せず
ハイグレード以上に分けられた中でも
その個体が持つ色のゆらぎによって
バリエーションとしてのカテゴリ分けを経て
相対的な量からハイグレード,トップグレードの中での段階に分ける。

ネイティブスピリットのグレード分け
個々のターコイズ鉱脈の採掘量全体から言うとおおかた
ハイグレード=1%、トップグレード=0.1%以下だから
ハイグレード以上の分類は重箱の隅を突付くような分け方になる。
このグレード内での段階はお客様には判別できないほど微妙な差異だ。
グレーディングの基礎段階から
ハイグレード以上を分類する最終段階まで一貫して
「色」は最重要な条件、基準のひとつだ。
「色」を見るには地球上で一番平均的な光=日中の自然光下。
*自然光も土地と季節によって違いがある。
*厳密にいうと直射ではなく間接光がいい。雲はいいフィルターになる。

よくある偽ランダーブルーの話を紹介したときにも
40ctsのランダーブルーと言われた石を
室内の電灯の光では細かいところまで見えないから
一晩預かって翌日自然光の下で見てから返したくだりがある。

ギャラリーもその雰囲気を作るためにスポットライトを多様する。
結論から言うと自然光を再現できる人工灯は無い。
電球の下で見るターコイズはその電球の種類にもよるけど
おおかたの電球が持つ黄色味が青に緑味を帯びさせて見せてる。
昼白色の蛍光灯も緑の波長を含むようでいくらかましなだけだ。
具体的に書くと、
ケース内側の照明には黄色味を減らした昼白色の電球、
スポットライトに黄色味を抑えたハロゲン(わずかに抑えた程度)
電球で明るくしようとするとどうしても黄色味が増すから
素直に一部に昼白色の蛍光灯を使ってる。
(LEDの照明も出始めたけど今のところまだ使えそうにない)
入り口の窓から入るわずかな外からの自然光がなくなる時間には
これらの人工の光に完全に頼るわけで
ターコイズの色を見極めることはお勧めできなくなる。

重ねて「日中の自然光は絶対必要条件」て書いてるけど
今年2010年夏の猛暑の炎天下では太陽光が強く黄色味がかって
ニュートラルとは言えない色だった。
そこでさらに細かく贅沢なことを言えば
「薄曇りの日」か「乾燥した冬の日差し」がベストだけど
そこまで贅沢言うと見れる時間が限られすぎるから
「日中の自然光」ってことで良しとしておこう。

何度もギャラリーに来訪いただいて
既にいくつかの宝石ターコイズを所有してる方は
様々な条件下でのターコイズの見え方の違いを体験して覚えて
「割り引いて見る」ことができるようになってくるけど
初めて選ぼうとするお客様には夜はお勧めしない。

上級者になればPCのモニターで見る画像からも「割り引いて」
実物を想像することもできるようになるかもしれないけど
これには先に書いたように撮影条件やモニターの違いもあるから
当たり外れの差が大きくなる可能性が高い。

ただし
ネイティブスピリットのターコイズ コレクションは
世界に名だたる名品だから(言い切るよ)
画像より実物の方がすごいばかりで劣ることはない。
少ないインフォメーションで選んでも間違いないものなんだけどね。
お任せの依頼があれば
僕が選んで差し上げることもある。

リンク追記
ターコイズの色と光 ネクストジェネレーションにつづく

地方のお客様で現物を見たい方はご相談いただければ
取り扱い販売店を通して対応できる。

参考;
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reference 参考
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ターコイズグレード
ナンバーエイトビズビーランダーブルーローンマウンテン

by cwdye | 2010-10-11 15:34 | reference 参考

ハイグレード・ターコイズ/ネイティブスピリット/グレード+硬度

(2009年11月投稿 2015.5/8追記)

この文章の一部が2014年の雑誌に盗用されたかも知れない。
この文章は僕が独自に設定した厳しい基準を具体的に書いてて
これらに相当するものを安定して扱うことができる業者は
片手で数えきれる 個人(もしくは小規模)経営の業者。
通常の商用グレードで成り立つ一般市場を含む雑誌に出すべきじゃない、
僕も誌面では伏せてるんだから。

2015年、あまりにいい加減な情報が氾濫してることを知って
鉱山の情報について初めて雑誌に僕の名前入りの責任編集で公開した。
1点豪華図鑑/デイトナブロス誌

無添加ターコイズ /用語説明/ 言葉の定義 2で触れたように
スタビライズド加工やエンハンスト加工など
軽石、チョーク状でモース硬度4以下の低品質のターコイズを
安定加工したターコイズ(約90%)はグレードの対象外
無添加、安定加工不要の高硬度、高品質
=モース硬度5~6.5~のものだけをグレード=等級分けする。

ジョークから出たグレードの話から 
ネイティブスピリットでのグレード分けの基準を抜粋、
独自に作成した表を追加して
該当するモース硬度を( )内に追加表示、
モース硬度の基準を追加して再掲載する。

ターコイズのグレード /by ネイティブスピリット
f0072997_19181077.jpg

ロー・グレード[取り扱い皆無] (おおよその硬度)
*石として最低限の硬度を持つ程度で、カットしても映えない。(4前後)
*見た目が著しく乏しい。(4~5)
*どこの鉱脈のターコイズとも判別できない特徴のないルックス。(5以上)
*特徴はあれどマトリクスが多すぎ、ターコイズがわずかに混在する程度。(5以上)

ミドル・グレード(ミッド・ハイ=中の上 以上の一部のみ取り扱い)
ミドル全体は高品質なターコイズではある。(5~6)
*コマーシャル・グレード
量産に対応出来得る採掘量の多いターコイズ鉱脈のミドルグレードを
コマーシャル・グレードと呼ぶ。
*ミッド・ロー(Low-Mid)
高品質で綺麗でも、その鉱脈の理想の見た目「らしさ」がほとんどない。
*ミッド・ハイ(High-Mid)
その鉱脈の見た目「らしさ」を含みながら「理想までの距離」がある。
価格との兼ね合いで切り捨てきれない個体もある。

ハイ・グレード
ネイティブスピリットで取り扱う高級ターコイズの基準(5~6.5以上)
高品質である基準を満たした上で更にその鉱脈の特徴
見た目の「らしさ」=「クラシック」・ルックを充分に持っている。
僕はその「らしさ」の度合いを「クラシック性」と呼ぶ
クラシックとは古いことではなく「王道」であること

入手困難。 

トップ・グレード
ネイティブスピリットで取り扱う高級ターコイズの基準(5~6.5以上)
ハイ・グレードのすべての条件を満たした上、
さらにコレクターが理想とする夢のような見た目を持っている
クラシックの極み。
入手は極めて困難

エクセレント・グレード(6~6.5以上)
この上ないトップ・グレードである上
二度とお目にかかれないと思わせる極上のクラシック性を持つ。
コレクターの金庫に眠り、友人でないと見ることもできなかったり
話題になるだけで売買対象にならない。
もしも売られることがあれば自由な価格を提示される。
価格がいくらだったとしても、売られること自体が有難い。


ネイティブスピリットが掲載されてる書籍
TURQUOISE The World Story of a Fascinating Gemstoneの著者である
ジョー ダン ロウリーのグレード分けと
ネイティブスピリットのグレード分けを照会すると、
ネイティブスピリットのハイグレードはジョーダンロウリーのトップグレード
ネイティブスピリットのトップグレード=宝石グレードは
ジョーダンロウリー門外不出の非売の宝石グレードに相当する。
これはコレクションを売るか売らないか、
コレクターそれぞれのスタンスによって違いが出る。
ジョーダンロウリーは宝石ターコイズを売らないと決めてる。
ロウリーファミリーコレクションは本物で買えるターコイズだ。

モース硬度
鉱物学者のモースさんが定めた硬さの10段階基準。
硬度10のダイヤでさえ割れることはある。
割れるか割れないかの強さではなく
傷がつく、つかないの強さで表す。

身の回りにある硬度のおおよその基準
硬度2=爪
硬度4=歯
硬度5=ガラス、刃物
硬度7=水晶
硬度9=ルビー
硬度10=ダイアモンド

硬度1 ロウ石やチョーク状の石 爪で削ることができる
硬度2 石膏、爪と同等
硬度3 歯で傷をつけられる 爪を削ることができる
硬度4 歯と同等 刃物で傷をつけられる
硬度5 刃物と同等 歯に傷をつけることができる
硬度6 刃物を傷つけることができる 
   
硬度5~6以上から加工にはダイヤモンド工具が必要な硬さになる。

NATIVE SPIRIT+

参考;ターコイズの予備知識
グレードの話
スモーキービズビー/例
グレード/例・モレンシ
「宝石ターコイズ」/用語説明/言葉の定義 1
無添加ターコイズ /用語説明/ 言葉の定義 2
ハイグレード・ターコイズ/ネイティブスピリット/グレード+硬度
ターコイズの色と光
ターコイズの色と光 次世代
TURQUOISE by J.D.L./参考書籍
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ネイティブスピリットウェブギャラリー
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ランダーブルー/宝石グレード/例
ランダーブルーが好き?/参考エピソード
真贋例/偽ランダーブルーの話
百聞は一見にしかず/見方
graded グレード分け

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by cwdye | 2009-11-02 19:33 | reference 参考

無添加ターコイズ /用語説明/言葉の定義2 (11/17加筆)

「宝石ターコイズ」/用語説明/言葉の定義 1の続き

ここは日本で対象は日本語を話すお客様だから
長いカタカナ表記や不慣れな英単語を略して漢字を使うことも多い。
文脈の長さを考えて言い方を代えることもあるから
同意の言葉をまとめておく。
過去にターコイズの本が出版されるときに
編集部に資料として同様の文章を提出したから重複するけど
結局、本に出てるようなことを書かなきゃならなくなった。
今回は「基礎の基礎」ってことで
こういう文章はなるべく控えめにしたい。


無添加、無加工」の「宝石ターコイズ」について書く前にそれと反対
添加、安定加工済」の「一般のターコイズ」について書いておこう。

イミテーション・ターコイズ
原材料にターコイズを含まないもの、人造、模造で
プラスチック、セラミック、ガラス、他の石を青く染めて
「似せて作られたもの」を指す。
ガラス製のイミテーションには歴史的な価値を認められる種類がある。

ネリモノ(俗称)
リコンスティテュテド・ターコイズ
ケーキ、ブロック・ターコイズ
皆さんが練り物と呼んだりするのがこれにあたる。
ターコイズの粉を樹脂で固めたもの。
容器に流し込んで四角く固めるためケーキ、ブロックとも呼ばれる。
全体量の10%で、それほど多くはない。
但しズニ族のジュエリーの偽物でパーセンテージが跳ね上がる。

ワクスド、オイルド
詳しく言うとワックスタンブルド、オイルタンブルドという。
ある程度硬さを保つものの多孔質、低品質のターコイズに
ワックスや油を染み込ませて色を濃く見せたもの。
オリエント文明の時代から使われてる古い加工
スタビライズド加工の技術がある現代には少なくなった。


有添加、処理済ターコイズ(ナチュラル=天然 /法的拡大解釈)
スタビライズド・ターコイズ
エンハンスト・ターコイズ
総称してトリートメント・ターコイズ、(安定)加工処理(済み)ターコイズ
チョーク状の石に樹脂を染み込ませる安定加工をスタビライズド加工
チョーク状よりは硬めの石に
足りなかった成分を補う化学処理を施すエンハンスト加工。
市場のターコイズの約80%がこれらの添加、処理済ターコイズでできてる。
1950年代終わりに確立されたスタビライズド加工、その後のエンハンスト加工の一般化で
それ以前はワクス/オイル加工すらできなかった低品質な部分、軽石やチョーク状の部位も
ターコイズらしい色や硬さを補うことで低品質の材料を無駄なく使えるようになって
70年代以降は安価な加工済みターコイズが市場に溢れ出した。


透明な樹脂でのスタビライズド、エンハンスト加工された
有添加、安定加工済ターコイズは
一般ジュエリー市場でナチュラル、天然石として守られてる。
総ての装身具用鉱物において「組成を変化させずに見た目を良くする加工」は
「ナチュラルの範疇」に入れられる。価格は安価。
例えばこれを認めないと真っ赤なルビーも買いにくい価格のものだけになる。
人工的に手が加えられた結果だからグレード分けの対象外。
まぎらわしく多くの問題の元になって迷惑に思える有添加ターコイズだけど
これらをナチュラルとすることを許さないと
市場のターコイズはほとんど(90%)が姿を消して、
わずか10%しかない無添加ナチュラルに消費者の関心が集中する。
そうしたら希少性と価格は今以上に大きく跳ね上がって
更に入手困難になるどころか入手不可能に近付くことになる。
大量にある有添加ターコイズが市場を支えてくれてるお陰で
「宝石ターコイズが今の価格で済んでること」を忘れちゃいけない


無添加、未処理ターコイズ(ナチュラル、真意でのナチュラル、天然石)
ノー・トリートメント・ナチュラル・ターコイズ
ノー・トリートメント・ターコイズ
未加工(未安定加工)、未処理とも言い換えられる。
密度が高く硬度のある僅かな高品質の部分を
何も手を加えずにカット(研磨)しただけのターコイズ。
ターコイズ・ジュエリー市場全体の10パーセント以下。

自然の中で何千万年かけて育ちきれたわずかな部分
カット(研磨)しただけで綺麗な石に成り得る
無添加ナチュラルの石だけがグレード分けの対象。
一部のコレクターや投資家の間で流通するもので
コマーシャル・グレードを出す鉱脈以外は入手困難。
ネイティブスピリットでは
無添加のコレクター・ターコイズを専門に扱う
から
グレードの話しは最重要になる。

無添加ナチュラルと有添加ナチュラルを見た目だけで判別することは不可能。
近いうちに添加ターコイズと無添加ターコイズ
似た鉱脈のターコイズの画像を並べて紹介しようと思う。
特に画像では判別不可能なのがよくわかる。


おまけ

ターコイズが12月の誕生石なのは?
誕生石に興味がないからよく知らないけど
宝飾業界の誰かがセールスのために言い出したそうだ。
「土用の鰻」みたいなもんだね。
有難く受け止めとこう。

ターコイズが持っている人の不幸を吸い込んで色を変える?
不幸を吸い込んだのかどうかまで僕にはわからない。
低品質のターコイズほど多孔質はなはだしく
汗や油分、洗剤、化粧品なんかを吸い込んで
色が暗くなったり化学変化で変色したりすることは知ってる。

ターコイズが持っている人の危険の身代わりになって割れる?
身代わりになってくれたのかどうか僕にはわからない。
低品質のターコイズは硬度が低く砕けやすいし、
高品質で割れにくくても硬度はルビーに負けるから
割れるかもしれないことなら僕も知ってる。

こんなことじゃ
パワー・ストーンを扱ってる人に
「キミはターコイズのこと全然わかってないな」って
言われちまうな。
正直言ってそういうことならわかんないんだ。
ただ言えるのは、
ターコイズも母なる大地の一部でミネラル、
何かしらの効力や作用がある。
水晶がそうであるように
いくらかのパルスを発振してるかもしれない。
日中に吸収した熱を保温できることはアリが知ってた。
でも、口からターコイズを採るのはやめよう
含まれるアルミで脳みそすかすかになる効力もある。

最後に同じようなことを漠然と
ターコイズを持ってるとお守りになる?
なんのお守りだろう?
今世の中で一番怖いのは
アメリカ軍? アルカイダ? 次が天災?
冗談は置いといて
そう思うのはロマンだからいいことだ。
ただし、売り手が売るために言うのはずるいと思ってる。
何を見たり聞いたりする能力があるのか知らないけど
多くの人が計り知れないことを言うのはどうかな?
言われたそれを手放しで信じるのもどうかと思うよ。
お守りと言われようが言われまいが、
ターコイズのジュエリーに限らずなんにつけても
持つ人が受動的に「守ってモラエル」と思わされるより
能動的に「これで自分を守るんだ」と思えばいい。
そうすればそれはその人自身の力を育てる助けになれる。
贈り物にしようとする人が祈りや願いを込めたそれをもって
お守りと言い換えるのもいいと思う。

参考;ターコイズの予備知識
グレードの話
スモーキービズビー/例
グレード/例・モレンシ
「宝石ターコイズ」/用語説明/言葉の定義 1
無添加ターコイズ /用語説明/ 言葉の定義 2
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ターコイズの色と光
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ランダーブルー/宝石グレード/例
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真贋例/偽ランダーブルーの話
百聞は一見にしかず/見方
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ターコイズグレード
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by cwdye | 2009-10-23 23:09 | reference 参考

「宝石ターコイズ」/用語説明/言葉の定義 1

ネイティブスピリットのグレード分けは厳しく
アメリカの一般市場で言われるハイグレードのほとんどは
ネイティブスピリットでのミドルグレード以下に相当する。
(ミドルグレードは悪いものじゃない)
その独自の厳しいグレード分けをはっきりさせるためには
「言葉の定義」をはっきりさせることが必要だ。

参考
グレードの話
スモーキービズビー/例
グレード/例・モレンシ
その他参考はカテゴリreference 参考グレード/ブログ内検索

2007年2月のランダーブルー/宝石グレードをはじめ
ことあるごとに触れてきた「宝石ターコイズ」という言い方と
それにまつわる用語から書いてみよう。

ものが売買される「市場」では
セールストーク=売り口上でいろんな言葉が語られる。
根拠をはっきりさせて基準を示さない限り
それらの表現は自由に使える便利なものだ。
曖昧な表現で購買欲をかきたてて
深追いされたら逃げればいい。
「使用者の感想であり、効能には個人差があります」
隅や小さい文字をよく読んだり、話しの細部までよく聞けば
しっかり免責がことわられてる。

ところが宝石ターコイズのコレクター市場となるとわけが違う。
沢山売って儲かるものじゃない。
売れば近い将来いつかなくなってしまう「希少」なもの
だから「宝石」なんである。
投資対象という認識もあって当然売らないほうが得ということになる。
コレクターは比較的「希少性の低いグレード」から順に小出しに市場に出す。
コレクター市場で珍しくないグレードが
一般市場で珍しい逸品と言われてもウソにはならない。

一般に見られることも稀で語られることも少ない
採掘されたターコイズの中で無添加処理無しで使える10%
その中でクラシック性を見せるハイグレードの1%ほどを
ジェム・ターコイズでもジェム・グレード・ターコイズでもなく
僕は「宝石ターコイズ」と呼ぶことにしてる。

「宝石」
質が高く見た目がいいこと。
相対的な意見で決まったそれぞれの基準を満たしてることを言う。
「個人の主観で綺麗なもの」というだけでなく
「複数のプロがグレーディングしたそれぞれの綺麗さ」を持つ。
あわせてそれはその石の全体量の中に
極僅かでしかない「希少性」も併せることになる。
「希少性」がないなら「宝石」ではなく「綺麗な石」と言えばいい。

「希少」=レア
誰の目から、市場のどの階層から見たかによって
これも基準が曖昧。
一般市場(サンタフェあたりのギフトショップ)では
スリーピングビューティや
安定加工済みチャイニーズで出来たものがほとんど。
ロイストンやパイロットのベーシック・グレード*でさえ
珍しいと言える。
コレクターの市場(高級ギャラリーから個人)では
ロイストンやパイロットは当たり前、
そのグレードもハイグレード以上になったり、
古い希少な石の宝石レベルが流通することがある。
また
数が少なくて人気が高いものは「レア」と言えるけど
数が少ないだけで単に「マイナー」なだけに留まる石もある
どちらも一般のセールストークでは「希少」と言われるだろう。
ネイティブスピリットでは言い分ける。

ジェム・クォリティ・ターコイズ
ジェム・グレード・ターコイズ
ミュージアム・クォリティ
アメリカの市場全体でいろいろな言葉が使われてる。
当然言葉もそのモノと併せて輸入されることになる。
冷静に見れば総て売るために語られる言葉
どれも曖昧極まりないことが多い。
日本でも「~系」っていう便利で曖昧な言葉があるのと同じだ。
直訳すると
ジェム・クォリティ   =宝石品質
ジェム・グレード    =宝石級
ミュージアム・クォリティ=博物館品質? 美術館品質?
定義をはっきりさせると使える言葉はかなり少なくなる。
定義がはっきりしてないからいくらでも使える。
「宝石」の定義の基準を上に書いたとおりにしたら
そんなに希少なものは滅多にないことになる。
ミュージアム~も、
博物館ってどこのどの程度のものを基準にして言ってるのか
博物館は「歴史」や「事実」を展示する場所で
高品質で希少かどうかは別、重要じゃない場合が多い。。
美術館は綺麗ならなんでもいい。
だから上に挙げた言葉は
「宝石っぽい」っていう言葉と同意と思ってかまわない。
このいい加減さを表現しないために
「宝石ターコイズ」と言い切ってる。
それだけ覚悟と自信を持てるものに使う言葉としてる。

値の張る本当に希少なものを売ろうとしてる人が言ったら
その表現は事実だし意味を成す。
そうでもないものを売ろうとしてる人が使っても「言うのは自由」。
市場には階層があるから
どこでどう使われるか階層によって意味も違ってくるんだけど
その階層の違いを知らないと
一般階層でのセールストークを鵜呑みにすることになる。

「クォリティ」=品質
鉱物の組成が良く、自然の中で硬く育っていれば高品質(採掘量の10%)
なんらかの安定加工が必要な「末成り」は低品質(採掘量の90%)
「グレード」=等級
高品質という条件をクリアした上で
見た目の良さを加えて等級分けをする。
無添加ターコイズ /用語説明/ 言葉の定義 2続く
グレード/例・モレンシ
f0072997_19415515.jpg

ビズビー/トップグレード チャングリシカワカンカスタムリング
横浜ハードウェアさん


参考;ターコイズの予備知識
グレードの話
スモーキービズビー/例
グレード/例・モレンシ
「宝石ターコイズ」/用語説明/言葉の定義 1
無添加ターコイズ /用語説明/ 言葉の定義 2
ハイグレード・ターコイズ/ネイティブスピリット/グレード+硬度
ターコイズの色と光
TURQUOISE by J.D.L./参考書籍
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ランダーブルー/宝石グレード/例
ランダーブルーが好き?/参考エピソード
真贋例/偽ランダーブルーの話
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ターコイズグレード
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by cwdye | 2009-10-17 19:46 | reference 参考

モレンシ HG / グレード・画像サンプル/ターコイズ

(記載時2009年)
最近ターコイズについての記述が増えてるけど
このブログの初期に"ターコイズについては詳しく書くつもりは無い"
宣言した通り"他で知り得ないだろうことの基礎"に留めるつもりだ。
鉱脈の歴史や場所に関する事実はどちらかの本で読んでいただきたい。
どちら様でも書けそうなことは省略させていただく
加えておくと1箇所からの情報は不足や誤認が多く、
ものによっては情報の確実性はそれほど高くない。
鉱脈の情報も口頭伝承に近いものが多いと思っていい。
もうすぐ有名なターコイズコレクターで自称「物書き」
僕とドクターペッパーブラザー
ジョー・ダン・ロウリー13年かけた集大成が出版される
これは期待できる。
もうひとつ、いつもことわりを入れるように
画像は参考にならないから
実物を自然光の下で肉眼で確かめることを強くお勧めする

ここで使った画像の撮影条件は
暗い室内で昼白色の蛍光灯で間接照明、
サイバーショット(大きいヤツ)、ストロボ不使用。

クソ石ジョークからグレードの話
ターコイズにまつわるある部分で少し詳しい解説を付け始めて
さらにつっこんでみようと思ったまま深みにはまりかけてる。
つなぎにビズビーナゲットネックレスを話題にしたり
人気でしかも一般ではトラブルの多いランダーブルーの話題に加えて
僕はビズビーガイを自負するから
日頃からビズビーの話題が多めになる。

グレードの話しの中に
コマーシャル・グレード=量産向グレードについても書いた。
その代表といえるキングマンモレンシスリーピング・ビューティ
長い歴史のあるキングマンと新しいイサカ・ピーク
すぐ近くから採掘されたターコイズ・マウンテン、名前を変えたオールドマン
キングマン・ターコイズ周辺も話題のネタは多い。
なんてキングマンを語りそうになりながら今回はモレンシをお見せしよう。
(キャプションはそれぞれの画像下)
f0072997_1132093.jpg
コマーシャル・グレード
大量にあって安価なインディアンジュエリーの供給に貢献してる。
通常の仕入れが可能なレベルだから
ネイティブスピリットでは扱っていない

f0072997_1143324.jpg
モレンシ ハイグレード以上のカボション(キャブ)カットたち。(上)
ディープ・ブルー、ウォーターウェブ、スパイダーウェブ、バーズアイ・・・
修飾する冠が多いのも
大量にある安価なコマーシャルグレードと違うことを
主張しなきゃならないこのレンジのターコイズの特徴だ。

f0072997_1164030.jpg
ハイグレード(基本) 
充分な硬度がモレンシの「基本的な特徴のマトリクス」を際立たせる。
ここからハイグレードが始まる。

f0072997_1174765.jpg
ハイグレード
モレンシの「基本的な特徴のマトリクス」が風景を見せる。
充分な硬度でワイドウェブが入った状態で極上の艶と透明度を持つ。

f0072997_11101415.jpg
トップグレード
モレンシの「基本的な特徴のマトリクス」のパイライト、水晶が
それぞれに高品質に形成されて硬度のある光沢を見せる。
表層から透ける深度の深いターコイズには
立体感のある「ウォーター・ウェブ」(ウォーター・マーク)が見える。
このピースは80ctsっていう大きさからも相当に高価になる。

f0072997_11112457.jpg
トップ・グレード
尖った色味のブルーとブラック・ウェブが入る。
ローン・マウンテンのトップグレードとかぶるルックスを持つ。

f0072997_11122056.jpg
番外(エクセレント・グレード扱い=非売)
モレンシの特徴であるパイライトを含んだマトリクスが
スパイダーウェブ模様になった上
イーブン、タイト、パーフェクト総ての評価基準が満たされていく。
展示参考品 恐らく入手不可能に近い。

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by cwdye | 2009-06-28 11:17 | reference 参考

クソ石ターコイズ ジョークから グレード の話

(2009年 4月 投稿  2015年 5月 編集)
この文章の一部が最近(2014年)雑誌に盗用されたかも知れない。
この文章は僕が独自に設定した厳しい基準を具体的に書いてて
これらに相当するものを安定して扱うことができる業者は
片手で数えきれる 個人(もしくは小規模)経営の業者。
通常の商用グレードで成り立つ一般市場を含む雑誌に出すべきじゃない、
僕も誌面では伏せてるんだから。

2015年、あまりにいい加減な情報が氾濫してることを知って
鉱山の情報について初めて雑誌に僕の名前入りの責任編集で公開した。
1点豪華図鑑/デイトナブロス誌

本文
渡米中に現地で更新する、カテゴリーReport 滞在記
busy daysでお見せした
バケツに入ったビズビーのラフ(ビズビーのターコイズを含む石)の画像、
改めてここで紹介しよう。

busy daysではバケツの中の石だけを切り抜いてお見せした。
面白かったのはバケツの蓋。
f0072997_1212262.jpg
SHIT ROCK BOX TURQ.
クソ石入れ(ターコイズ)って書いてあった・・・
なめたジョークだ。
この中にはわずかでもとんでもない宝石が眠ってるんだから。
持ってる人はジョークにできる余裕があるんだな。

2パウンド(約950g)からわずか5カラット(1g)たらずの
トップグレードが採れると言われるビズビー。(byJ.D.L)
バケツに40パウンド(約17000g)あるとすれば
100カラット(20g)のトップグレードが採れることになる。

950gから5カラット=1gのトップグレード・・・1/950。
ビズビーで大雑把な話をしよう。
トップグレードがだいたい1,000分の1の確率で採れるとすると
ハイグレードは100分の1、ミドルグレードが50分の1
ローグレードが10分の1くらいになる。
低いグレードが多く、当然ハイグレード以上はかなり希少だ。

クソ石なんていうジョークから書き出しながら、
重要な話になったから、少しグレードについて触れておこう。
これはネイティブスピリットでの独自な基準でかなり厳しい
一般的にはもっと甘いグレード分け
アメリカでは滅多にギャラリーに並ばない上、
たまに見かけると質も低く、
鉱脈の名前さえあればハイグレードと呼ぶし、
その名前すら偽られていたり、間違ったまま伝わったりで
偽物であることも少なくない。

アメリカで買う側の注意点として、
相手の英語での話し方の特徴を早めに理解して、
 巧みな単語の使い方、言い回しのトリックに惑わされないこと。
バイヤーを介すならその仕事や立場を理解して、
 期待せず頼らないこと。
証拠にならない証拠は排除して疑うこと
ストーン・カッター、ジョバー(仲買人)、コレクター、アーティストの
 ターコイズに関わる人脈を把握して流通、入手経路まで探れるように。
結果的に出処が辿れるターコイズ以外は信用しない
 鉱脈の歴史や所在地など本に出ている知識を知っていることは
 重要じゃない。 本は誰でも読めるんだから。
個々の鉱脈のチョークからトップグレードまですべてを見て、経験して
そのグレードを把握、理解していることが大事だ


以下、グレードについてまず簡単に書き始めて、
この後、補足、更に詳しくして保存版にする。

ネイティブスピリットでのグレーディング  
(ネイティブスピリット独自の厳しく細かい基準でのグレード分け
一般市場のハイグレードがここに書くミドルグレード
ここで言うハイグレードを扱えるのは片手で数えられる個人業者)
箇条に書き出したそれぞれの条件のいずれかひとつに該当、
もしくは、合わせた複数の条件に該当するものがそのグレードになる。

ロー・グレード
最低限の硬さを持つ程度で、カットしても映えないもの
見た目が著しく乏しいもの
ほとんどがマトリクスで、ターコイズがわずかに混在する程度のもの
どこの鉱脈のターコイズだとしても代わり映えのないルックスのもの


ミドル・グレード
ミドル全体は高品質なターコイズではあるもの
ミッド・ハイ(High-Mid)
その鉱脈の見た目「らしさ」を含みながら理想までの距離があるもの
ミッド・ロー(Low-Mid)
高品質で綺麗なターコイズではあっても
その鉱脈の理想の見た目「らしさ」ないもしくは乏しいもの

コマーシャル・グレード
上記のような、各ターコイズの鉱脈で採掘量が多く
量産ジュエリーに対応できる量を確保できる鉱山の
普通(ミドル)のグレードを総称してコマーシャルグレートと呼ぶ。
(NSでの解説用の独自の造語だった”ベーシックグレード”は廃止)

ハイ・グレード
その鉱脈の特徴、見た目の「らしさ」=「クラシック」なルックスを
充分に持っているもの
僕はその「らしさ」の度合いを「クラシック性」と呼ぶ
「クラシック」は古いことではなく「王道」であること。
入手困難

トップ・グレード
ハイ・グレードのすべての条件を満たした上
さらにコレクターが理想とする夢のような見た目を持っているもの
クラシックの極み。
入手は極めて困難

エクセレント・グレード
この上ないトップ・グレードである上
二度とお目にかかれないと思わせる極上のクラシック性を持つ。
コレクターの金庫に眠り、友人でないと見ることもできなかったり
話題になるだけで売買対象にならない
もしも売られることがあれば自由な価格を提示される。
価格がいくらだったとしても、売られること自体が有難い。
あまりに逸脱しすぎたルックスで諦めもつけやすいものもあり得る。


以上が安定加工をせずに使える
無添加ナチュラル(総採掘量の10%)のグレード分け。

安定加工が必要な総採掘量の90%、チョーク状で
スタビライズドやエンハンストした
添加、加工済みターコイズはグレード分けの対象外

以上の基準に基づく厳しいグレード分けで
ネイティブスピリットで扱うターコイズ
ハイグレード以上の高グレードに限る。
リーズナブルなミッド・ハイがあればごく僅かに扱う。

最近、ギャラリーでお客様から
スモーキービズビーに関する質問を受けることがまた増えた。
グレードの話題の参考に改めて
過去のスモーキービズビーに触れた記事もリンクしておく。
その他近い話題の記事はターコイズの価格


リンク追加(随時更新)
参考;ターコイズの予備知識
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ターコイズグレード
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by cwdye | 2009-04-28 12:46 | reference 参考

ランダーブルーが好き? /ターコイズ

これは宝石ターコイズに関するエピソード程度の話で
明確に参考になる話じゃない。
イントロも本題も共に長くなるけれど、
ノートリートメントの宝石ターコイズというデリケートな物
中でもランダーブルーという希少種にまつわる話だから、
話が回り道しようが重複しようが丁寧に書きたいので悪しからず。

大雑把に言うしかない約6500万年以上の気の遠くなるような時間の結果、
僅かな人間の歴史で、人間が文明の建設と侵略を繰り返し、
そこら中に穴を掘って見つけ出した様々な鉱物のひとつターコイズ、
その中で現在スタビライズドもエンハンストもされる必要がない程に
硬化するまで育つことができて
ノートリートメントでカットするだけで綺麗な色を見せ、
更にその鉱脈の特徴のベストな見た目を備えたターコイズは
同じ名前の鉱脈のターコイズの中でもさらに数が少なくなると
前にも少し触れた。

なにしろ希少なものだから
アメリカで量を扱うターコイズの業者はまず取り扱えない。
収集家であって売買もするいわばプロのコレクターでないと
まず持っていることも、また流通させることすら見込めないと思ってもいい。
インターネットで情報を発信してる相手となると、また話はややこしくなる。
早い話、僕にとってはインターネットも使いものにならないという結論で
それも前に触れた。(インターネット上のターコイズに関しては別な機会に)
やっとの思いで
実物の上質なものを保有する収集家に会ってコレクションを
見せてもらっても、
それが売り物であることがまた少ない。
ところが日本には、それを売る人がいる。
グリーングラスさんとスカイストーンさんにはそんなターコイズがある。
もちろんネイティブスピリットにも。
うちにもなんて言っても、うちだけで
アメリカに20年通っても、一般の店頭で見ることはできない量がある。
それでプロのコレクターの端くれである僕にとっても
展示販売されている極上のターコイズを一度に多数見るには、
自分のところ以外、軽井沢しかない。
だから、できればせめて毎年、年に一回は行って、
見たいと思ってるけど、なかなか行く時間もとれない。
お互い立場が同じで、仕事にできないのが残念だ。
いつかいい物があれば僕自身も客になりたいとも思ってる。
いや、いままでいくつもいい物はあった。
でもそれらはまずお客さんのところへ行くべきものなんだ。
同業のプロとして、控えるべきだとも思うし、金額もかさばる。
でも、高くはないんだ。
値段がつけられて、売られていて、手に入れることができる、
それだけですごいことなんだ。
他人様の売り物だったとしてもいい物を見られただけで嬉しくなって、
お客様に勧めたくなる、そんな心境なんだな。

そんなわけでうちに来るお客様には、
ネイティブスピリットのターコイズコレクションを扱う他の販売店
例えば上野のスラブ・ネストさんなどに限らず、
グリーングラスさんやスカイストーンさんのターコイズも
一見の価値があることをお伝えする。
逆に他のお店からもネイティブスピリットを紹介いただけることもあって
本当にありがたい。

先日の軽井沢「出張」の時も
グリーングラスさんのターコイズコレクションを見せていただいて
楽しんできたわけだけど、
今回、スカイストーンさんでは
ほとんど挨拶するだけで終わってしまったのが惜しまれる。
3点見せてもらったものがあったんだけど
このたった3点がまた、いずれも唸らずにはいられない
素晴らしいランダーブルーだった。

「やっぱりランダーブルー好きなんだ」
小寺くんが肩越しに笑いながら言う。
ここしばらく毎回言われてるフレーズで、きっとネタと言ってもいい。
その度に、そういわれるとなんとなく悔しい気がして、
「そんなことないよ、他に好きなターコイズはある」
なんて抵抗してはみるものの、
次に見てため息つくのもまたランダーブルーだったり
それでまたも同じようにつっこまれる、と。
グリーングラスさんにしろ、スカイストーンさんにしろネイティブスピリットも
それぞれに様々なターコイズの高級な宝石グレードを持ってる。
ランダーブルーも苦労しながらも揃えている。
でも実はコレクターにとっては
簡単に言い切ることはできないけど
ランダーブルーよりも入手困難で腕の見せ所となる石があるはずだ。
ランダーブルーの希少性は明らかで、入手困難なことも明らか、
でも、実はお金では解決できない部分がターコイズの世界にはある。
まぁ、とにかく細かいことは直にお話しするとして。

今までは「ランダーブルー好きなんだ」って言われて
なんとなく悔しかったんだけど、
今回は
「もう否定しない、素直に認めるよ。やっぱりランダーブルーは好きだ」
と言葉通り素直に応えてきた。
残念ながらそれ以上時間がなくて
すぐに別れの挨拶になってしまったんだけど
実はこれには勿論、それ相応の訳がある。

ネイティブスピリットのサイトは
アメリカでも比較的見られているようで、海外からのアクセスも多い。
コレクターやアーティストがうちのサイトの写真を見るように
知人に紹介してくれたりもしてる。
サイトを見たコレクターが共通の友人を突き止めて
友人を介してメッセージをくれたり、直接メールをくれたりすることもある。
同時に実はサイトにある写真は偽物を販売する者を威圧する意味も、
求めるグレードを主張しているという意味もある。
そんな中、ターコイズコレクターでもある中西部の鉱物学者が友人を介して、
うちのサイトで見られるランダーブルーコレクションのひとつについて、
売るとしたら価格は? 尋ねてきた。
聞かれた現物については売る予定がなかったので
だいたいの参考価格だけ伝えた。
売り物でなくて申し訳なかったが、
鉱物学者でターコイズに興味があるとは心強いことこの上ない、
是非いつかお会いして話をしたいと伝えた。
その時、何故その鉱物学者がランダーブルーを好むかを伝えてくれた。
ランダーブルーには他のターコイズにない明確な特徴があるという。
ここでそれを明確には書かないが、
そのランダーブルーが持つ特徴とは、
ターコイズのみならず、総ての鉱物の中でも稀な
珍しい成分形成が見られるからということだった。

89年にターコイズコレクションを始めてから
96年頃までに僕の目は鍛えられて
その頃以来ランダーブルーとそっくりな
ローンマウンテンのタイトウェブも、レッドマウンテンのタイトウェブも
ランダーブルーと見間違えたことはない。
匂いのような違いを目で嗅ぎ取れる気がするんだ。
「気がする」としか言えないけれど、正解率は今のところ100%、
その目にはちょっと自信がある。
もしかしたらその鉱物学者の言うランダーブルーが含む
唯一無二の特徴的な形成物を目が嗅ぎ取ってるのかもしれない。
それ以来、やっぱりランダーブルーには魅力があることを
素直に認めることにしたんだ。
ランダーブルー ターコイズ コレクション(2003年頃)
撮影 Tokahe-Naji-Winn 小倉直子©
f0072997_301642.jpg

ランダーブルーは大好きな石だけど、
僕自身はビズビー・ガイだと思うよ。
ビズビーに自信がある。

ターコイズはトラブルだけど
本物に行き着ければものすごく楽しい。

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ターコイズグレード
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by cwdye | 2007-06-30 02:41 | reference 参考

ターコイズ (ランダーブルー、「宝石」グレード)

偽物の多いターコイズは
極端にバリューの高い5大ターコイズに集中するわけだけど、
とりわけランダーブルーは価格が高いのも手伝って偽物が多い。
知識不足根拠のない信頼で偽物が出回ることは
他のターコイズと代わりはない。

ランダーブルーの場合
他の多くのターコイズと違って、
偽物になるものは他の鉱脈のもので、
ランダーブルー実物でのスタビライズ(安定加工)
もしくはエンハンスト(化学処理による安定加工)されたものはない。
安定加工済み安定加工不要
高級ナチュラル宝石と偽ることはまずない。
ただ単に多くのものが安易にチャイニーズマウンテンなどの
スパイダーウェブターコイズをランダーブルーと偽っている。
異様に見えたランダーブルーだといわれた石を追跡調査したところ
安定加工済みのナンバーエイトと判明したこともある。

またどちらかで、レッドマウンテンのハイグレードをランダーブルー
と言われて買った方がいて、見せて頂いたけど、
レッドマウンテンとしてグレードが良かったことと、
ランダーブルー実物の価格よりは安い価格で買われたということなので、
残念だけど、気持ち的な面以外では大きな損をしていないことになるのが
不幸中の幸いだろう。

「ランダーブルーは全てハイグレード」という人もいる。
ランダーブルーはその極端な希少性からそう解釈したい気持ちも
わからなくもないけど、実際にはグレードはあり、
ランダーブルーらしさが薄れて見えるものは評価を落とすことになる。
当然評価額も落ちることになるけど、それでも高価なのがランダーブルー
苦労して払う額になるわりに何の反応も得られないものになり得る。

文字通り現金な話になる。
90%の普通のターコイズは安定加工が必要。
無添加、加工無しで使える残りの10%をグレード分けすると
約1%がハイグレード以上になる。
ネイティブスピリットではそのハイグレードだけ
よく言われる「ジェム」でもなく 敢えて「宝石」と呼ぶ。
この「宝石」ということば、気にして欲しい。
「宝石」の定義の重要なものに「相対的な希少性」がある。
つまり相対的に他人が見ても「稀少な個体だ」と
「見てすぐにわかるもの」でないと、その金額に見合わないことになる。
その鉱脈の特徴を強く表せば表すほど、高評価を得て評価額も高くなる。
それは希少性とぴったりくっついて比例していて
しかも正比例じゃない。

デリケートな説明の時に「ジェム」という単語を使わないのは
「ジェムグレード」という言い方が簡単に使われがちだからだ。

ちょうどランダーブルーに関することで、
販売店から案内を求められて、答えたことをきっかけにして
せっかく書き出してはみたものの、やっぱり先が相当長くなりそうだから
中途半端だけど、続きはまたの機会があれば。

一応お断りしておくと、
ここで言う偽物のターコイズとは
「違う鉱脈のものを偽って」もしくは
「一般市場でいう安価な安定加工済みのナチュラル」
投資対象になり得る「安定加工不要の高品質のナチュラル」
「宝石」の価格で売られるモノのことだ。

僕が直にお客様に求められて話す内容も、
初対面の初日の入門編だけで軽く2時間はかかる。
しかも鉱脈についてとなればその内容は中、上級編に入ることだろう。
入門レベルでターコイズという石について
初級レベルでアメリカでのターコイズとインディアンジュエリー
中級レベルでターコイズの鉱脈、種類の話
上級レベルでターコイズの各鉱脈のグレードの話
順不同で前後織り交ぜながら話すことになるので、
お客様が買うのは3ヶ月、半年、1年先になることもざらだ。

世の中にあるターコイズの中のほんの1パーセントに満たないほどの
高級グレードの宝石ターコイズを扱っている。
当然、たくさん売るほどもないし、
すぐに買わずに時間をかけて楽しむことをお勧めする。
やっかいな世界のことだ、
見るだけで楽しむのもそれはそれでひとつだと思う。

f0072997_2133328.jpg
WORLD FAMOUS NATIVE SPIRIT
CLASSIC OLD BISBEE COLLECTION
Photo by Tokahe-Naji-Winn / Naoko Ogla (C)
2007年として公式ウェブサイトのギャラリーページに数枚の写真が揚がってる。
クラシックオールドビズビーは王道の見た目を持つビズビー

NATIVE SPIRIT+

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by cwdye | 2007-02-28 22:26 | reference 参考

百聞は一見にしかず

自分でサイトを持っていたり、ブログを書いてたりもするけど
ネットサーフィンなどというものを殆どしない。
サーフボード持ってないし、おっさん溺れるかも知れないから危ないんだよ。
過去に検索してみたことはあったけど、それぞれにそれぞれ。
ただ真実を伝えるためには言葉が少なすぎたり、
利益追求のためにオブラートに包んだようだったり、様々だ。
だから、それぞれにそれぞれ、皆様の都合を尊重して文句はない。

ただ、前にスモーキービズビーを例にして触れたように
真実は単純じゃない。
最近、お客様が仕入れた情報に対する質問がそれを象徴してるんだ。
そう言えなくもないけど、それだけじゃない、ということが大方のところだ。
僕も本が書けそうなほど、長文と多岐に渡るような内容を何回にも分けて
お客様にお話してるわけで、とても簡単に書ききれる量じゃない。
それに自分が今まで得てきた知識は本からのものはごく僅かで、
ほとんどが現地での経験に基づいている。
過去の文献も相当数持っているけど、いづれも大したことは書いてない。
そんなわけだから
受け止める側も相当な努力、労力を要されることになる。

実はコミュニティサイトのMixyにもこのブログを登録してみた。
そこで、こうして一応お知らせを書こうと思いながら、ふと
「百聞は一見にしかず」なんて言葉がよぎってこんなこと書き始めたんだ。
たとえ画像があってもインターネット、書籍、あらゆる媒体を通した情報は
この百聞にあたるだけで、やっぱり実際に肉眼で見る「一見」には敵わない。
インターネット上に膨大な情報がある現代「百聞は一見にしかず」は
「万聞は一見にしかず」とも言えることになる。
素性のはっきりしない情報にぶつかる率も比例して上がっていくわけだ。


「太陽は貴方の味方だ いつも真実をあぶり出す」
こう言うとネイティブらしくてかっこいいね。
ターコイズを見るなら日中の自然光のある時間がいい
いいというよりもそうでなきゃいけない。
写真や印刷物でそのモノの色や立体が再現不可能なことは言うまでも無く、
実物を前にしても人工の光では残念ながら不充分。
具体的にうちの場合、陽が暮れるとハロゲン球の光に頼ることになる。
白熱灯より白い光源を選んでも黄色く、蛍光灯じゃ白すぎる。
日光のある昼間の屋外より僅かに緑味を持たせ僅かにも違う色を見せる。
たとえ僅かでも青い色の質はグレードの評価に直結することだから
見逃すわけにはいかない大問題なんだ。
これから更に寒くなって空気が乾く、こんな季節の晴れ間の太陽は
ターコイズのブルーをもっと際立たせてくれる。

参考に、
僕にも保証できる「ハイグレードで確かな本物」と情報、知識を持ってる店が、
軽井沢の「グリーングラス」さんと「スカイストーントレーディング」さんだ。
特に「グリーングラス」は70年代からの老舗であり、
オーナーは僕にとって大先輩的な存在だ。
アメリカに行ったお客様なら実感して頂けたと思うが、
アメリカの一般市場にないものが日本の国内で見られる、
しかもアメリカの一般市場に十年通っても見られない量。
大袈裟じゃなく、一店だけでそう言えるくらい希少なものが集まってる。
まったく「百聞は一見にしかず」なんだ。

f0072997_1936132.jpg
2001年ネイティブスピリットカタログ掲載、ターコイズコレクションのサンプル写真
撮影 Tokahe-Naji-Winn 小倉直子©

参考;ターコイズの予備知識
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by cwdye | 2006-12-19 19:41 | reference 参考