29日
トカヘはバイソンや他の動物の撮影を一日で切り上げて
州立公園から出て
オグララ・ラコタ・ネーションの
パインリッジ・リザベーションに移動。
渡米から一夜明けてすぐラコタのボビーと
合流その時に会ったボビーの親戚に呼ばれて
ファミリーギャザリングに混ぜてもらうことになってた。
娘達のために馬を用意しておいてくれるって言ってた通り
家のバックヤードにいる6頭ほどの馬のうち2頭がサドル装備済み。
早速、手綱を渡されて子供たちを乗せるけど
観光用でもない馬はナーバスになってゲートから離れたがらなくなる。
結局僕が跨って強く蹴ってもまったく従ってくれない。
馬を交換してサドルを締め直してやっと少し従ってくれた。
ラコタのバディについて丘を越えてのトレイルライド
隣の家も遥か彼方、コヨーテの声が聞こえて鹿が現れる
滅多にしないギャロッピングで身体ががたがたする。
子供たちはその間にボビーの息子のエミー伯父さんに
(名前は可愛くてもボビー譲りの巨体だ)シェットランドとかいうミゼットホースを引き馬で
ベアバックライド*させてもらってた。
ファミリーギャザリングの食事に戻ると
用意されてたのは
ラコタの伝統的なスープと
ワイルドベリーのプディングトカヘがレシピを聞いたから後で紹介しよう。
その晩、ボビーの儀式に参加しようとしてたけど
遅くなって二人ともキャンセル。
30日
ネーミングファーザーの
ミラパシネを訪ねた。
パインリッジのパウワウに
インディアンタコ*のブースを出すために
いつもうちの
ワンブリと
キミミラの面倒を見てくれる姉達は出払ってた。
それでも子供が16人孫が22人に曾孫が2人いる家だ。
知らない顔がまだまだいる。
31日
オグラララコタネーションのパウワウで
久しぶりにダンサー達の
グランドエントリーを見て気分が高揚。

8月1日
グランドマザー・ドナ、娘の野バラ、ボビーとメリー、エミー、
ネーミングファーザーのミラパシネとパウワウグラウンドで一同に会す。
僕の胸にあったオリジナルのK18ウイングフェザーと
ビーズモカシンにナイフを合わせてトレードしたケニーとも
4年ぶりの再会になった。
ボビーの話から
ダスティも元気にしてることがわかった。
この間ももちろん仕事は続けてた。
入手困難がいつも当たり前のラコタのアートも
今回はいくつか幸運に恵まれた。
ビーズのバックルを7個入手できたのは今までで最多だし
念願のラコタの伝統的な
スターキルト*も
ソファ・カバーに使える子供用のサイズで
基本パターンの
サン・バーストと
スター・バーストを押さえた。
アートのレベルに達していない手芸レベルのものも含むけど
そのあたりは破格で分けることができるものとして
有り難く仕入れてきた。
携帯のエリアから外れるリザベーションの中でも
今時はこうしてネット環境がある。
そのお陰で
サウスウエスト*の友人たちとの交渉も同時進行
実は素晴らしい出物が2件あって1件の
ビズビーは先に決めてた。
もう1件は
ローンマウンテンで、どうしたものか検討中。
2件とも大物で確実に凄いもの、ってことはそれなりの価格ってこと。
週明けには
サウスダコタでもビズビーを持つコレクターと会う予定がある。
ベアバックライド*サドル無しの裸馬に乗ること
インディアンタコ*タコスのシェルをインディアンのフライブレッドに換えた食べ物
スターキルト*キルティングのブランケット
サウスウエスト*アリゾナ、ニューメキシコ辺り