(2009年11月投稿 2015.5/8追記)
この文章の一部が2014年の雑誌に盗用されたかも知れない。
この文章は僕が独自に設定した厳しい基準を具体的に書いてて
これらに相当するものを安定して扱うことができる業者は
片手で数えきれる 個人(もしくは小規模)経営の業者。
通常の商用グレードで成り立つ一般市場を含む雑誌に出すべきじゃない、
僕も誌面では伏せてるんだから。
2015年、あまりにいい加減な情報が氾濫してることを知って
鉱山の情報について初めて雑誌に僕の名前入りの責任編集で公開した。
無添加ターコイズ /用語説明/ 言葉の定義 2で触れたように
スタビライズド加工やエンハンスト加工など
軽石、チョーク状でモース硬度4以下の低品質のターコイズを
安定加工したターコイズ(約90%)は
グレードの対象外。
無添加、安定加工不要の
高硬度、高品質 =モース硬度5~6.5~のものだけを
グレード=等級分けする。
ジョークから出たグレードの話から
ネイティブスピリットでのグレード分けの基準を抜粋、
独自に作成した表を追加して
該当するモース硬度を( )内に追加表示、
モース硬度の基準を追加して再掲載する。
ターコイズのグレード /by ネイティブスピリットロー・グレード[取り扱い皆無] (おおよその硬度)
*石として最低限の硬度を持つ程度で、カットしても映えない。(4前後)
*見た目が著しく乏しい。(4~5)
*どこの鉱脈のターコイズとも判別できない特徴のないルックス。(5以上)
*特徴はあれどマトリクスが多すぎ、ターコイズがわずかに混在する程度。(5以上)
ミドル・グレード(ミッド・ハイ=中の上 以上の一部のみ取り扱い)
ミドル全体は高品質なターコイズではある。(5~6)
*コマーシャル・グレード
量産に対応出来得る採掘量の多いターコイズ鉱脈のミドルグレードを
コマーシャル・グレードと呼ぶ。
*ミッド・ロー(Low-Mid)
高品質で綺麗でも、その鉱脈の理想の見た目「らしさ」がほとんどない。
*ミッド・ハイ(High-Mid)
その鉱脈の見た目「らしさ」を含みながら「理想までの距離」がある。