ブラザー・ジムの隣に滞在して7日目にそこを発った。
ジムは僕より2日前から来てあと2週間くらい滞在する。
僕が発つ朝ジムを訪ねて前夜の話を聞くと思った通り、
身体中の痛みを訴えてうめいてる。
J「夜中の3時にワッフルハウスで食ったのは初めてだ」
いったいどういう運びでワッフルハウスなんだか、奇行だ。
D「日本で待ってるお客さんのために
滞在記を書いてるんだけど、
全米ナンバーワンヒット曲になった
I've got a feeling / (C)BLACK EYED PEASを引用して
いい夜過ごしてるって書いたんだよ」
J「ああ、あの曲は楽しい曲だよな」
D「歌詞思い出せる?
"出かけて、やっちまったってまで弾けよう"って歌ってるよ」
J「クソ、まったくその通りだ、やっちまったぜ!」
しかもジムは来て以来9日間連続、
ナンバーワンヒットのとおりparty everyday を地で行く
party animalな59歳 still goin' on.
Oh, yeah !
これは今日のタイトルのための振りの話し。
4日程仕事続けながら移動してナバホの家族の家までたどり着いた。
ここまでにも多くのアーティスト、コレクターに会って
僕は僕で静かで楽しく実のある会食を続けてる。
やっちまったぜ ブラザー今回
我慢できなくて、やっちまったのがこれ。
大したやっちまったじゃないし、ブラザーは余計な楽屋ネタ。
興味を持ってもらってもなかなかの高価で
ご購入まで至りにくいナバホ・ラグ。
本当は6桁後半から7桁前半のものを置きたいけど、
ネイティブスピリットのメインはなんと言っても
トップエンドのターコイズ・コレクションに尽きる。
ラグにまわす余裕はないからいつも
我慢してるんだ。
でも少しはってことで行き過ぎないいいものを見つけたら入手する。
典型的なイメージじゃないかと思う
ガナードと
ストームだ。
いいラグっていうのは単位が殆ど6桁以上7桁もざら
いいものはいい、上を見たらキリがない。
下を見てキリがあるわけがない。
これ等は価格の割にいい織りで5桁におさまる。
だから大したやっちまったじゃない。
補足しておくと
画像のラグの黒いところに見える1本のグレーの糸、これは
大事。
(参考までに数日前の滞在記にある画像のラグは7桁半ばから8桁くらい)やったぜ !2年前にビズビーを渡したきり
いろいろあって製作が遅れていたブラザー・ケビンのブレスレット。
僕らの
夏の里帰りの直後、今度は事故で腰を2か所骨折
座れない日々が続いて今もリハビリに通ってる。
1月からなんとか1~2時間座れるようになって仕事を始めた。
僕が来るのがわかってるから急いで仕上げてくれて
出来上がったばかりのジュエリーがベンチの上にあった。
やったぜ、CKを寝かせた「
レイジーK」が帰ってきた。
この画像じゃ小さくてわからないだろうけど現物はギャラリーで。
面白いのは写ってる小さいテレビの画面、
これ小さいテレビが置いてあるんじゃないよ
鏡が置いてあって後ろにあるテレビを映してるバックミラー
どうしてもテレビ見ながら仕事したいらしい。
それで出来上がったブレスレットには
インディアンジュエリーのトラディショナルなスタンダードが充分息づいてる。