都市伝説やお化け話ってのは
国が違っても似通ったところがあるもんで
言葉の壁を越えて訳された意が伝わるのか
もともとの人間の共通の心理なのか、なんて
そんなことはどうでもよくて
よくあるお化け話、もちろんオチ付きだ。
Ghost Indian
Two Ponca men were sitting out on a back road visiting.
All at once there was a tapping on the window.
"Ah Hoh!" "Hey guy!"
"I think there is a ghost tapping on the window!"
Sure enough a wizened face with long flowing white hair
was there just out side the window.
The Ponca man driving shoved his foot down on the gas
and immediately was doing 60 miles and hour.
"Step on it!" "He's still out there!"
And sure enough, there was another tapping at the window.
The driver shoved his foot to the floor again!
This time he was doing 90 miles an hour.
Still the ghostly figure tapped on the window.
"You better giver 'er some more gas!" "He's still out there."
"I can't go any faster, I've got her up to 120 miles an hour.
About that time the little old man motioned for the passenger
to roll the window down, which he did.
"Say Boys!"
"I was wanting to know,
do you need a shove to get out of this mud hole?"
幽霊インディアン
二人のポンカ族の男が田舎道から帰る途中
一瞬何かがクルマのウィンドウをコツコツ叩いた。
「うわ! おい! なんか幽霊みてえのが窓を叩いてるぜ!?」
確かに白髪をなびかせたシワだらけの顔がウィンドウの外にいた。
運転してたポンカはすぐアクセルを踏み込んで時速100km出す。
「まだいるぞ! もっと踏み込め!」
それでもまたウィンドウを叩いてくる。
運転してたポンカはアクセルペダルをさらに床まで踏み込んで
速度は140kmを越えた。
それでも幽霊の影はまだウィンドウを叩いてくる。
「まだついて来やがる! もっと踏み込め!!」
「だめだこれ以上出せねえ! もう190km/h出てるんだ!」
するとその小さな老人は助手席のポンカに
ウィンドウを開けろと身振りで伝えてきて、
「なぁ、君たち、ぬかるみ出るのに一押しして欲しいか?」
このジョークは古典だろう、日本にもあった気がする。
他にも高速を走ってたら飛脚がついてきたとか
黒猫の親子もついてくるとか、
ペリカンはどっか行っちまったとか・・・。
僕も時事ネタで小さくオトシとこう。
でも特にインディアンのジョークに相応しいのは
ぬかるみがオチだってこと。
リザベーション・ロードはぬかるみだらけで
はまることも珍しくない。
今回も初めて登場の部族名、ポンカ族
ラコタと同系の語族に属する平原インディアンの部族だ。
現代の所在はオクラホマ州かな?
ジョークの紹介はカテゴリ
kill time 暇つぶし
参考;
Report 滞米記
culture文化
episode エピソード
作品に関する参考;
作品販売店
introduction紹介
reference 参考