ネイティブスピリットといえば
アーティストにこだわらないナバホのオールドスタイル専門。
それは変わらないけど
自力で来日してアーティストショウまで成功させたウェスウィリーに関しては
しばらくネタとして紹介しようと思う。
ネイティブスピリットとウェスの付き合いに軽く触れる。
作品画像を挙げるときに折に触れて詳しく書こう。いつごろからだったか、10年以上の付き合いになる。
初めて見た彼のコンテンポラリージュエリーは、
オールドスタイルを中心にする僕のテイストには
常軌を逸して目に映った。
そのわりに何故か仲良くなって付き合いが続いて
2010年7月にはとうとう来日して
アーティストショウを
するまでになった。
最初の僕の関心のなさから思うと感慨深いものがある。
コンテンポラリーのアーティストといえば言わずもがな
チャールズ・ロロマの名前が挙がる。
70年代中心に素晴らしい功績を数々残して
多くのジュエラーに影響を与えた偉大な人、だとは思うけど
僕が好きなのはただ一つのスタイルだけでほぼ関心ない。
ウェスも自他共に認めるロロマの影響を強く受けた一人で
作風はダイナミックさと時代の反映を加えてさらに派手。
そのウェスと僕の接点は?
このブログ上で
ホットロッドブラザーなんて称してるとおり
ホットなクルマが共通の話題、ではある。
でもそこは最重要じゃない。
大事な理由は、石だ。
そのダイナミックな作りに
とにかくいい
クラシックハイグレードターコイズを惜しみなく使う。
年にいくつもあるコンペティションに出品して毎回必ず受賞する。
使い方はともかく僕はそのターコイズに惹かれた。
そこでそのターコイズを使ったオールドスタイルをオーダー、
新進気鋭のコンテンポラリー専門作家に
平気でオールドスタイルを頼む僕の
無神経さ
それにいやな顔をせず応えてくれたウェス
妙なコンビが出来上がった。
2000年前半、
受賞を続けて取り沙汰されることが多くなると
トウキョウのネイティブスピリットで扱われてることも
事あるごとにアメリカのローカルアート誌で紹介された。
ミュージシャンで言うと
ビートルズが遠く離れた東洋の端 ファーイーストの
トウキョウ・ブドーカンでライブを成功させて以来、
「ファーイースト トウキョウでの成功」はステータスになった。
ウェスもその実績を作りたかったんだろう。
その努力と甲斐あって来日まで果たし確実に株を上げたウェスウィリー
最初は関心薄かった僕も今では彼のプロモーターを名乗りたい。
これまでもこれからも
ネイティブスピリットで扱う現行のコンテンポラリースタイルは
ウェスウィリーに任せるつもりだ。
だいぶ前にウェスが呟いた言葉がある。
「みんな仕事で
通り過ぎて行くけどダイは人生のために
居る。
だから得るものが違うんだよ。」
600馬力のホットロッドで 呼べばどこにでも飛んでくる
ホットロッドブラザーのウェス ウィリーもまた
ネイティブスピリットの成り立ちを支えてくれてる大事なファミリーの一人だ。
つづくウェス・ウィリー作品紹介ウェスウィリー アーティストショウ レポートウェスウィリー ショー2010 アルバム/NATIVE SPIRIT+ウェスウィリー ショー2012 アルバム/NATIVE SPIRIT+ターコイズの参考グレードの話スモーキービズビー/例グレード/例・モレンシ「宝石ターコイズ」/用語説明/言葉の定義 1無添加ターコイズ /用語説明/ 言葉の定義 2ハイグレード・ターコイズ/ネイティブスピリット/グレード+硬度all about Turquoiseランダーブルー/宝石グレード/例ランダーブルーが好き?/参考エピソード真贋例/偽ランダーブルーの話百聞は一見にしかず/見方