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still remain the same / NATIVE SPIRIT (R)

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トント ベトベト・・・ / インディアンジョーク

The Lone Ranger and Tonto were riding on the range one day.
The 2 came to a stop,
the injun jumped off it's horse and put his head on the ground
to listen to see if anyone was coming.

After a few seconds he rose and said "Buffalo come."

The Lone Ranger was amazed and proclaimed
"Damn you injuns are smart, how in the hell did you know
there were buffalos coming?"

The injun replied, "Face sticky."


ある日ローンレンジャーとトントが馬に乗ってあたりをパトロールしてた。
二人は止まると、インディアン野郎(トント)のほうが馬を降りて
何かに警戒して地面に耳を着けて音を聞いた。

数秒後起き上がって一言 「バファローが来る」

ローンレンジャーは驚いて
「なんて鋭いインディアン野郎
どうしてバファローが来るなんてわかるんだ!」

インディアン野郎が応える
「顔にべっとり・・・」

*injun =蔑称 下に解説

今50歳前後以上の昔男の子、
小さいころにテレビに映ったのは輸入した番組が多かった。
思えば当時ほぼすべてのチャンネルが毎日洋画を見せて
アメリカのドラマがゴールデンタイムに放映されてたくらいだ。
アメリカが作ったテレビ文化でもある
1950年代その黎明期に子供の教育を兼ねたヒーローモノができた
シルバーって名前の愛馬を蹴る仮面のカウボーイ ローンレンジャーと
相棒のインディアン トント。

子供のときにはわかんなかったけど
90年代にビデオで見たら「ひでえ」の一言。
一つの民族から見ただけの美しい道徳観が散りばめられてた。

90年代に映画化されたスモークシグナルズって映画の
原作を書いたシャーマン・アレクシーも
「ローンレンジャーとトントが天国で殴りあいをしてる」
って意味の英語タイトルの短編集を出してた。

そんなわけでローンレンジャーとトントのジョークも多数あって
物書きのブラザー北山耕平氏の「インディアンは笑う」の中でも
いずれかのパターンが紹介されてたと思う。

*injun = indianを馬鹿にした発音
もちろんここではトントのこと。
このジョーク自体、自虐ネタでもあるようだけど
一方的な人種の道徳観の解釈に付き合わされた
インディアンのトントっていうキャラクターが
インディアンを代弁することなど有り得ないまま
異人種の道理に諂うインディアンというキャラクターの代表になった。

インディアンジョーク、アメリカンジョークの紹介は
カテゴリkill time 暇つぶし
by cwdye | 2011-10-04 19:44 | kill time 暇つぶし
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