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still remain the same / NATIVE SPIRIT (R)

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3人のローズバッドラコタ /インディアンジョーク

僕が迎えられたのはパインリッジのラコタでオグララ・ラコタ族
ローズバッドのローズバッド・ラコタはシカングって言う。
オグララとシカングがお互いを揶揄しあうジョークは
今までも紹介した通りいくつもある。
ジョークなんで悪意があってのものじゃない。
今回はこんな感じでgoes like this

Three Sicangus are sitting butt naked in a sweatlodge
when suddenly a pager goes off.

The one Sicangu from Mission presses against his forearm
and the beeping stops.
The other two look at him curiously and he says,
"I have a pager microchip in my arm."
A few minutes later, a phone starts ringing.

The Second Sicangu from Antelope puts the palm of his hand
against his ear and starts talking.
When he is finished, he says,
"I have a phone microchip in my hand."

The third Sicangu guy from Rosebud (feeling a bit out of character)
leaves the sweatlodge for a few minutes
and returns with a piece of toilet paper hanging from his ass.

The other two guys look at him curiously and he says,
"I'm receiving a FAX."

3人のシカング(=ローズバッド・ラコタ)が尻丸出しで
*スエットロッジ(インディアン式サウナ)に座ってると
突然ポケットベルが鳴った。
ミッションから来たシカングが手首を押すとブザーが鳴りやんだ。
興味深そうに見入る二人に彼は
「手首にポケットベルのマイクロチップを埋めたんだ」
数分後電話が鳴った。

アンテロープから来たもう一人のシカングは
手のひらを耳に押し付けて話し始めて、それが終わると
「俺はマイクロチップ電話を手に埋めたんだ」と

3人目のローズバッドに住むシカング(ちょっとずれたキャラ)は
スエットロッジから立ち去って数分後
尻からトイレットペーパーを垂らして戻った。
「俺、ファックス届いた」

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西洋式バスが普及した現代
スエットロッジ=インディアン式サウナは
同時に祈りを伴う場合も多く
メンタルに対してもリフレッシュしたりする
儀式的な意味も強くなる。
重々しいものではなく日常的なものだから
合間や前後にはみんなリラックスしてジョークも飛ぶ。

以前のコラムでもおことわりしているように
ネイティブアメリカンという言葉は多重差別になるため
彼らが認めるとおりインディアンという呼称を使ってる。
丁寧に尊敬、尊厳を持って話すときは
ラコタ、ディネ(ナバホ)等部族名で呼ぶけど
ここでは一般の読者向けにインディアンという呼称を多く使う。


by cwdye | 2014-10-10 21:39 | kill time 暇つぶし
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