滞在先の街から少し足を延ばして
ランチとコーヒーを頂きにメキシコ国境に近接する
ビズビーへ
90年代に3回、2000年超えてから2回
今回が6回目の訪問になる。
前回は2009年
まず知らない方のために
ターコイズは掘れた現地には大抵ないもの
それは過去のことであることと
加工する工房が遠くにあることでまずは現地を離れることが多い
だから大抵の地名を冠したターコイズの土地にターコイズはない。
ビズビーにもいろいろ事情がある。
町はターコイズについては振れないようにするかのよう
ビズビーターコイズはスタビライズドでも高いから
土産物に向かない
かと言って他のターコイズを置くとなんでって言われかねない
面倒極まりないものだから知らないふりしておきたいんじゃないかな。
ターコイズの品質、等級、加工、安定加工等の予備知識は
滞在中の町からドライブして
途中のワイルドウエストの町で1周散歩
お元気ですか?
ダッジシティに次ぐワイルドな町が100年前のまま
OK牧場の決闘があった町角だから 今も至る所でドンパチ
ガンショウがある
裁判所が機能し始めるのは1900年入ってからだったはず
しばらく行けばビズビー
メインイベントはこのビズビーズテーブルでランチを食べることと
ビズビーコーヒーでコーヒーを飲むこと だったんだけど
このスタイルのコーヒー屋だった
カップにロゴもないから遠くのサインにピント合わせて
もう一軒サンチャゴ、は腹一杯で次回にしようと場所だけ確認
町の中心にあるマイニングミュージアムに久しぶりに寄ってみる
1900年代前半はこんなイクイップメントで
このハッチが開いてるのは?
ここから顔出す羽目になるなよ
これハッチじゃなくて蓋だしこのカタチってことは?
用を足しても大事なものは忘れるな
鉱山労働者の休憩について書いてある
その鉱山労働者の弁当の中身
寄ってみると
サンドイッチとリンゴとそれに? マラカイトと水晶
銅を掘りながらこんなのを見つけられれば小遣い稼ぎになった
これがターコイズならランチボックスターコイズなわけ
その後1950年代を越えると露天掘りのラベンダーピット
この場所に鉱脈を見つける
廃鉱になった後は酸で汚染された水がこの20年見てても
薄まることはない
70年代半ばに終了するまでここで銅が掘られて
68年以降から70年代まで
いいビズビーターコイズが沢山出たことになってる
それを売っていたギフトショップ「ビズビーブルー」も
派手な看板を下ろしてとうとう廃墟に
2009年に訪ねたときは観光案内だけ置いてあった。
その頃に出た多くのいいといわれるターコイズは
ドイツで安定加工されてコロラドでカットされて
ビズビーブルーという登録商標を得て
「本物のビズビーブルー」として売られる
ビズビーブルーはスタビライズドビズビーの商品名で
無添加ターコイズの専門家はビズビーブルーという言葉すら嫌う
だから以前デイトナ誌で「ビズビーブルーがいいとされる」って
どこかのセールストークの引用で書かれたことに
ズッコケそうになるほど呆れて慌てて
僕の名前入りの責任編集で初めて石の解説を加えたわけ
とうとうビズビーの真実を書き始めちゃったよ
これは続けなきゃならなくなる
詳しくはまたの機会に乞う御期待
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