午前中用があって出かけて午後に戻る。この間一番聞きたいレクチャーを2つミスした。(どんな内容だったか後でジョー・ダンに聞いた。)ターコイズシンポジウムに戻ってすぐTurquoise Identify Contestにエントリー。
20個のサンプルの鉱山名、トリートメントの有無、トリートメントの種類を書き出す。開始時間を書いてスタート。
始めてから後悔したねカットされたジェムの見た目を持つ石はビズビーとローンマウンテンしかない。あとはカット前の石やコマーシャルターコイズのナゲット。おおよそ15個は似たり寄ったりの石。トリートメントターコイズも含まれる。だけど問題として出されているからにはその標本には何かしらの糸口はあるはず。
まず#1の標本はとても綺麗で色が濃いモレンシ、しかもスタビライズされてるハズ、と見た。普通のミッドグレードのナンバーエイトはノートリートメント、ジェムの見た目のビズビーのキャブもノートリ。似てるのがパイロット、ブルージェム、イースターブルーペルシャ、キャンデラリア・・・・・・・etc.考え込んでも仕方がないレベルのものは勘に頼るしかない。プラスチックのイミテーションが一つ、典型的な見た目のスリーピングビューティはエンハンス、ナゲットのマトリクスに僅かに樹脂が見えたスタビの何かはキングマン?
20の答えを書き終えて終了時間は約20分後。頭の中から砂糖が失せる。
エグゾーステド!あとは結果を待ってホールオブフェイムの晩餐会だ。
まずは前日のターコイズ品評会の表彰僕はノミネートさせず「審査員」だった。審査員だったからさせなかったんじゃなくてノミネートしたら簡単に1位とれちゃうんだよ。NSレベルの石のノミネートはほぼなかったけど審査員全員の意見の一致で決まったベストはこの人
レッドマウンテンの標本で、その評価理由は「質、大きさともに良くて珍しい」いいレッドマウンテンは珍しいからね。カットしたらうちでも数粒の珍しいレベルの石になるやつ。プラスチックのキャスト=イミテーションターコイズのトロフィーを受け取る。そして、判別コンテストの結果は?
トロフィーじゃない!
「2位だったよ」
「わしは2位は好かん!」(どこかで聞いた言葉)
いや、仕方ない納得はできる。
あの20問のサンプルでは
クラシックな特徴が何も読み取れないのが殆どなんだから。
1位の人は不在でトロフィーは後で届けるとのこと。
きっと掘ってる(マイナー)とかカットしてる(ラピダリスト)とか
スマートフォンでご覧の方は営業日程が一画面上に出ない
タグ不完全のためブログ内検索併用推奨