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Shield mark シールドマーク Naming Father ネーミングファーザー 別に大げさなものではなく
クリスチャンネームのようなものでもない。
それは単に「呼び名」なんであって「肩書き」でもない。
インディアンネームと言われるその人の名前は
ニックネームみたいなもんだと思っていい。
みなさんも、恐らく呼び名、あだ名、通り名があって、
役所や仕事、書類上で使うフォーマルな名前である本名と
仲間内で使われるカジュアルな名前がある方も多いだろう。
要するにそのカジュアルな呼び方の方が
その人が関わるソサエティごとに
いちばんその人を表すのに適した呼び方になってるはず。
それが大事な名前ってことなんだ。
だから、その名前はその人とそのソサエティで、
その役割によって変わるだろうし、
場合によっては複数の名前を持つ人もいるだろう。
親だって子供の呼び方をその年齢に合わせて変えることは多いだろうし
昔の日本にあった習慣の幼名や元服名は
古くからあった自然で習慣的なそれを儀式化したものなんだろうな。
現代では役所が管理する都合に合わないから廃止されたわけで、
親がつけてくれた、子供につけた名前はそれだけで素敵なものだけど、
その人の成長とその人の世の中の関わりで、
その人となりを表すニックネームの方が
その人を表す名前として大きな力を持つことになる。
インディアンネームと呼ばれる名前はそういうもの
その人そのものなんだ。
次項ラコタネームにつづく