また
似たようなことに・・・。
行きかう車のナンバーに書いてある
「ミネソタ 10000の湖の州」
「1000の湖(サウザンドレイクス)」って覚えた気がするんだけど
テンサウザンドに増えてないか?
ま、いっぱいあることに代わりはないから
どっちでもいい。
ミネアポリスに降りたことのある方はご存知だろう、
空から見ると湖だらけの街だ。
沼地の間に街を作ったんだな。

かつてはモヒカンやモホーク、ウィネベゴ
森林インディアンがカヤックに乗って
このあたりの沼地を行きかい、ワイルドライスを採ってたんだな。
もうインディアンの姿はない。
森と湖に囲まれた市街地には青い城もあるわけがなく

そこを過ぎて南下するとサウスダコタにかけて延々とコーンベルトが続く。

コーン畑を過ぎるとサイロ、サイロ、サイロ・・・
で、またコーン、コーン、コーンところにより一時枝豆。

その風景に嫌気がさして、それすら麻痺しかけたころ
向こうの空が暗い。

大平原名物、強力なサンダーストームだ。
雲に近付くと暗いを超えて黒い。

さあ突入だ。
走りきれるんだろうか?

130km/hから60km/hくらいまでスピードを落としても前が見えない。
やっぱり休んでやり過ごそう。
通り雨だからすぐに晴れるはずだ。

雨が明けて視界に現れたコレは悪夢か?
インターステートを降りた小さな町で
休息をとるのに向かったのが「コーン・パレス」
日本に「
ニシン御殿」があるように
アメリカのここには「
モロコシ御殿」がある。
10年以上前にも来たことがあるけど
相変わらず「・・・」な建物だ。
19世紀終わりごろからトウモロコシで作り続けて
赤青黄のコーンで模様や世相を反映した絵を描いて
現代はシティホールに利用されてる。
ここで昼食をとることにした。
メニューはコーンドッグとポップコーン、
だってコーンしかないんだから。