洗濯の日(day off)
活動の拠点を
パハサパ(ブラックヒルズ)に移した。
州立公園を中心に妻の
トカへが
写真家として活躍する番だ。
勿論その合間にも僕はラコタのアートを探し続けるし、
スタージスの近くにあるローズバッド・ラコタの地でキャンプする
ラコタのブラザー達にもに会いにいく。
スタージス現地だけでなく
この周辺はバイクウィークに侵されてる。
どこへ行っても単車だらけでなんとも羨ましい。
今日は移動して第一日目、
昨日までのパインリッジでの生活で
泥まみれになった一家の大量の洗濯物をさばきに
州立公園のロッジのランドロマット(ランドリー)に行った。
去年と同じようにトカへが洗濯機を回してる間に
長女の
ワンブリと次女の
キミミラに
鹿革バッグの作り方を教えることにした。
ワンブリは小学校の夏休みの自由課題に適当だったから去年も作った。
だけど、まだ小さかったから革紐で纏める初心者向けの方法だった。
今年は
手縫いの内纏めで、
ビーズ刺繍もしたいと本人が意気込んでる。
それに触発されて、小さいキミミラもバッグを欲しがるようになったから
キミミラの分はトカへに手伝ってもらいながら
革紐で纏めて簡単に作れるように教えた。
洗濯の待ち時間、自然公園のピクニックテーブルで昼食前には完成、
街のビーズ屋で自分で選んだ花模様のトンボ玉を下げてご満悦だ。
ワンブリの手縫いのバッグは簡単には終わらない、
公園では貼り合わせと縫い穴を開けるまでにして
夕方、滞在してる公園外のロッジに戻ってから
手を痛くしながら本格的な手縫いに挑戦した。
プロはフリンジは先に包丁で細く切っておいてから縫いこむけど、
子供だから後で鋏で切らせる。

そういえば公園のピクニックテーブルで
大勢のバイク乗り(最近では全員をバイカーって呼ぶらしいけどね)に囲まれて
作業台にもならないガタガタのテーブルで
ナイフ一本で鹿革から本体用の部位を別けて、革紐を採ったり、
材料の下ごしらえをしてプロの技を伝授する姿が注目されて
父ちゃんちょっと、いや、かなり得意気だったね。
プロだから当たり前だけどさ。
動物達の習性に合わせて
明日は早朝からトカヘの撮影に同行する。
いい瞬間にめぐり合えるようにいのる。
トカへ・ナジ・ウィン・フォトギャラリー