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FBIとティラノザウルス/ hate guns

カテゴリーepisode エピソード
銃が嫌い/ hate guns


FBIとティラノザウルス
ラコタの土地で

完璧な仕事をするなら全力で臨め、なんて
どこでも言われてそうなことだけど
対力、対犯罪となると命がけの仕事になるね。
軍隊も警察もそういう仕事だけど
今回の話はアメリカ合衆国連邦捜査局
Federal Bureau of Investigation、FBIだ。

映画でもドラマでも大活躍だ。
凶悪犯を追い詰めて
武装した突入部隊が特殊車両で到着
防弾ベストやジャケットの背中に
大きなFBIの文字をつけた隊員が包囲、
急襲用の武器を分担して突入する。
緊張のシーンだね。

ところがよく見るそんなシーン、
うそじゃないどころか、
たとえ凶悪犯でなくても、どんな相手にも手を抜かない
友達が録画しておいて見せてくれた
ティラノザウルス・レックスの話題のニュース・ショウを見たときだ。

発見者の博士の名前をとってスーと名付けられた
人類初のT・レックスの全身骨格が
ラコタの土地で発掘された。
その土地はあるラコタ個人の私有地で
パハサパにあるブラックヒルズ・インスティテュートっていう
研究所がそのラコタから数千ドルで買取って発掘した。
ところが、
世界初のT・レックスの全身骨格が数千ドルで済むわけがないだろう
という周囲の意見でどうしていいかわからないラコタは
インディアンの土地を守る機能を持つFBIを訪ねた。
FBIで検証した結果
ラコタの土地から掘れたものは土地のもの
権利は土地の所有者にあって、
つまり発掘されたスーの所有者はそのラコタと認められた。
その上でスーの価値は不明ではあるものの
他の化石の価値と比べても数千ドルで済むものではなく
これを買い取った研究所は搾取したという容疑として認められた。

とうとうFBIがスーを押収に行く日が来た。
重装備の装甲車に完全武装の突入部隊が
ブラックヒルズの小さな研究所を包囲して
突入用の小型のサブマシンガンを構えた隊員が
フォーメーションに従って研究所の中に突入。
学者しかいない、おおよそ抵抗があるとも考えられない研究所から
難なくスーを押収した。

時と場所に関わらず万全を想定して気を抜いちゃいけない。
ニュースやドラマで、
FBIはいつも全力でかかるっていう姿勢を見せることが
デモンストレーションになって
抑止力になることも見込んでるんだろう。

この話も少し関係あるブラザーの話の布石
ユーバッドアス、ブロー
ユーバッドアス、ブロー / イントロ
続 ユーバッドアス、ブロー
ツールフォーリザベーションライフ
pull over to the right
ユーソーナイス、ブラザー

スーの事後談もいつか軽く書くかな。
by cwdye | 2008-11-02 02:40 | episode エピソード
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