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still remain the same / NATIVE SPIRIT (R)

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remain the same (Jan.08)

注意;滞在記3日分 たいした話は無し、無駄に画像多し

26日
サンタフェあたりの知り合いに挨拶まわりに出かける。
寒々として人の少ないサンタフェには
さすがに夏の忙しい時期にない良さがある。
初めて来た19年前を思い出す。
知り合い全員に会えたわけではなかったし、
撤退したギャラリーもあって
時代の流れとその加速度をつくづく感じた。
戻ってから、夜はアングロの若手の兄弟分トニーと打ち合わせ。
兄弟分でトニーなんて言うと、
まるでイタリア系、しかもマフィアみたいだな。
マフィアじゃないけど
TPEC」だからな「組織の者」にかわりない。
軽い冗談、そんな組織はありません

27日 移動日
当初の予定は大幅に見直して、
ルートの順序を組みなおし、
ナバホの家族のいる地へ先にまわる。
途中で打ち合わせのために
ナバホのアーティストの友達と会う約束。
砂漠の中のマイナーなコミュニティに引っ越してた。
携帯は通じない場所だけど、
一応聞いただけの案内で、行けばなんとかなるだろう。

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至便な街場を後にするとすぐに景色は変わる

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いつもの目印を越えると

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ジャンクションの町、ギャラップ。
この町での仕事はない。
閑散としたショッピングプラザでガスを入れて
リザベーション・ロードに向かう準備

少し走ればすぐにウィンドウロック
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この道を通るのは6年半ぶり。
忘れもしない7年前の夏、この看板が設置されたんだ

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以前は何度も走ったこの道だけど、真冬は初めて。
冬のギャラップ付近ではいつも降られるけど
更に奥に行くのにいやな予感。
雨が強くなって視界が悪い。
2時間半で着く予定だけど、ちょっと寄り道。
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ラグには手を出さないように。
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手を出さないように。

しばらく走ってもうすぐというころ
路肩に止まってた車、
車種を見ないで故障車かと思って通り過ぎたけど、
すぐに後ろに張り付かれてわかった。
もの凄いスピードですぐに追いついてきたその車こそ
ホットロッドブラザーの600馬力の車
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友達の家に用があるって言うからいっしょに寄って
ホピの父上とショショーニの奥さんを紹介された。
その後で彼の家に行ってオーダーをいくつか。
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コンテンポラリーのアーリースタイルで仕上がる予定だ。
数日後にも出先で再会して詰めた内容を打ち合わせる予定。

さぁ、ここからホピのメサへ向かうか
南下してメジャー・ハイウェイに出るか、ギャラップに戻るか
時間に余裕があれば久しぶりにホピを通りたいけど
今回は南下するルートを採ることにした。
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来た道を少し戻ると南下するルートのジャンクション、
南に向けて曲がるといきなり深い霧
去年と同じようなことやってるな。
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1時間でI-40につくはずなのに
山を抜けて霧が晴れても、砂漠の道がいつまでも続く。
同じ風景の丘をいくつも越えてやっとI-40に着いた。
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未だにこんなのがいる土地だ。

このまま走り続ければ100マイルでフラッグスタッフ
聞き覚えのある唄の歌詞がよぎる。
走りきらずにウィンズロウで泊まるか?
それとも今降りればホルブロックで泊まれる。
なにもない小さな町、ウィンズロウよりも何もない。
何も無いところに泊まるのも
ビズネスマンぽくてかっこいいな。
というわけで、そういうわけじゃないけれど
1人でないとこんなところに泊まる機会もないだろう、
オールド66の小さな町で夕方のうちにチェックインした。
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夜になったら60年代のままのネオンがいい感じだった。
この灯り以外はガス・ステーションしかない。

28日
ホルブロックは標高も低く寒い夜じゃなかった。
一晩中振り続いた雨が上がってホルブロックの朝は快晴だった。
久しぶりにゆっくり休んで寝すぎた
といっても7時間だけど、
モテルを出るのが遅くなったから朝食は後まわし。
早速I-40で西を目指す。

ウィンズロウを超えてウィノナが近付く手前
なんだかおかしな車が走ってる。
傾いてふらついてる?
気がつくと、強風に煽られてる、
こっちも軌道を保つのが大変になってきてた。
目の前の彼方には空から降りた雲が
地表を這って流れてるのが見えてる。
地形はフラット、
風が強くなる地域に突っ込んでいくのが体感できる。

前に友達とハーレー2台でつるんで
台風の中を出かけようとしてあまりの強風と豪雨に
引き返したことがあった。
けど、その時は他に走ってる車はいないし、
車体を進行方向に斜めに傾けてカウンター当てないと
まっすぐ走れないのが面白くて楽しめた。

でも今日の風には恐怖を感じた。
I-40はもともとシカゴとLAを繋ぎ
アメリカのマザーロードと呼ばれたルート66に替わる道だ。
当然、普段から物流のトレーラーが特に多い道。
そのトレーラーたちがスピードを落として、
ふらつきながら数珠繋ぎになってるその先で、
中央分離帯に横転してる姿。
フェデックスでこのルートに荷物送った方、遅れるよ
転がってたから。
更にその先にももう一台トレーラーが路肩に転がってた。
どちらも道を外れてころがって
救助の車は来てたし、大惨事もまぬがれた。
目的地のフラッグスタッフは近いし危険を減らすためにも
ウィノナで降りてバックロードを行くことにする。
降りてすぐ、今度はシェリフに停められてるピックアップ。
満載の荷物の一番後ろに立派な雄のエルクの剥製?
と思ったらグッタリしてる・・・・・獲物だった。

やがて晴れ間の暴風を抜けて山の裾野にさしかかると
すぐに風景は白くなって、振ってた小雨は綺麗な粉雪に、
標高の高いフラッグスタッフは完全な雪国だった。
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早く着いたけど家族は仕事中
昼食を済ませて、先に友人のコレクターを訪ねる。
アンティークのジュエリーを見せてもらって
3日間滞在する間に、いくつかは考えることにした。

夕方に郊外に住む家族を訪ねてセリオに会う。
みんな出かけてるかそれぞれの家に篭ってるかで
ランチにいるファーザーとマザーには電話で挨拶。
カリフォルニアから来てる寒波でしばらく降り続くようだし、
明日以降にまた出直すことにした。

友達の中国人のレストランで軽い夕食をとってから、
東京人としては珍しい吹雪の中を
ちょっとドライブを楽しんでから戻って来た。
当然車は四駆だからね。

明日の朝は車が雪ダルマになってるんだろうな。

参考;
I-40 =インターステート40号
インターステートハイウェイ=メジャーハイウェイ

ウィノナという地名がよく出てくるけど、
本当に何もないローカル。
観光地じゃないからわざわざ行って
何もなかったなんて文句は言わないように。

ホルブロックには一応、木の化石の森がある。
入場料を払って入って見るのは
木の化石がごろごろしてる砂漠だけだけど
精神を集中して恐竜がいたころの森を
想像したらよろしいのではないかな。
セメントでできた恐竜の人形も置いてあるしね。

by cwdye | 2008-01-29 13:31 | Report 滞在記

ウィノナ

so I did't forget Winona.
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ROUTE 66
if you ever plan to motor west
travel my way take the highway that the best
get your kicks on route 66

it wind from Chicago to LA
more than 2 thousand miles all the way
get your kicks on route 66

go thru St.Louis, Joplin, Missouri
Oklahoma City is mighty
pretty you'll see Amarillo
Gallup, New Mexico
Flagstaff Arizona, don't forget Winona
King Man, Barstow, San Bernerdino


won't you get hip to this timely tip
when you make that Calfornia trip
get your kicks on route 66

西に車を走らせるなら
僕のように66を使うといい

シカゴからLAまで2000マイル以上
66を行こう

セントルイスを通って、ミズーリ州ジョプリン
でかいオクラホマシティ超えたら、すぐにアマリロだ
ニューメキシコのギャラップを過ぎたら
アリゾナのフラッグスタッフ
ウィノナも忘れるな
キングマンにバーストウにサンバーナディノ

君がカリフォルニアに向かう時
タイムリーなアドバイスだろ?
66を行こう


作曲 ボビー・トゥルース
唄 ナット・キング・コール、ジョージ・マハリス他多数


ウィノナも忘れるなって言うから、
忘れなくなっちゃったよ。
でも何もない本当に小さな街、そこが良くもある。
子供の頃に再放送で見たルート66
スポーツカーに乗った2人の若者が旅を続けて
おせっかいをやくロードムービー(連続ドラマ)
スポーツカーはシボレー・コルベット。
59年式あたりから、67年まであたりのモデルを入れ替えて使ってた。
アメリカのど真ん中を縦横に走るマザーロードと呼ばれた
そのルート66もインターステートハイウェイ40号ができてから
ところどころが廃道になった。
アメリカの文化を知るにかかせない道だ。
良くも悪くも。
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そのテーマはあまりにいかしたロックンロール、
少年時代の50'sの流行もあって
いつも僕の耳についてまわってた。
結局バンド時代にカバーした曲の1曲になって、
インディアンを訪ねる旅を始めたら
そここそがルート66の途中にある町で
仕事がらみで周辺を走り回ってるうちに、
アマリロまでは走破した。

ルート66のネタは続くよ
by cwdye | 2007-11-30 09:26 | scene 情景

2度あることは

もちろん3度あって欲しくないよな。

3年前だったかの夏
サンタフェに滞在して、周辺で仕事をしてた時のある日。
サンタフェのダウンタウンの定宿を出て
アルバカーキに行くためにセリロスロードからI-25に入った。
ここ20年近くで交通量はぐんと増えて、
この高速の入り口は合流の交通量が多くなった。
とはいえ、その日の交通量は異常に多く、
時速75マイル(120km/h)の速度に加速して合流するも
すぐに速度を殺して繋がり始めた前の車の列についた。
丘を越えると見事に連なる大渋滞が次の丘の彼方まで連なってた。
事故かなにかあったんだろう。
まるでLAの渋滞のよう、
ニューメキシコでこれはなかなかあるもんじゃない。
しばらくのろのろと走ると車線規制、
ところがその先も渋滞はまだまだ続き
事故現場らしきものは視界に入らない。
しばらくすると、今度はdetour、迂回の看板、
その指示に従って渋滞する全車はI-25を降りて、
高速と平行して走る下道に移る。
次のランプも進入禁止、
下道を走ると平行する誰もいないハイウェイが見える。
そこに大型の作業車が数種類、
現場は反対車線だった。
脇や中央に寄せられた事故車が数台見えて
その先の中央分離帯がえぐれるようになって、
道路と合わせて広範囲に渡って焦げていた。
軽飛行機でも落ちたのかと思うような跡だったけど、
復旧作業でだいぶ片付けた後だったらしい。

アルバカーキで大事な仕事をいくつか済ませ、
帰りは夜になった。
子供たちが眠くなるころ暗いI-25をアルバカーキから
サンタフェに向かって走る。
事故の現場に近付くと速度規制がされてるだけで
作業車は残っているもの、ほとんど片付いてた。
そして、サンタフェに向かうセリロスロードに近付くと、
少し先で対向する反対車線が明るくなっている。
また事故だ。
反対車線のこっち側も速度規制でまた渋滞だ。
近付くと作業用のライトの逆光に巨大な影が見える。
くの字に曲がって一部が中央分離帯に落ちた
大型トレーラー、しかもタンカーだ。
あんなもんが目の前でジャックナイフになって道をふさがれたら・・・
恐ろしくてぞっとするね。
ただ夜で、しかも上り車線、
交通量が少ない側だったこともあってか、
巻き込まれた車は回避できたらしく
現場の荒れは大惨事に至ってはいないようだった。

行きも帰りも事故の跡に遭遇するとはね、
両方とも反対車線で。

翌日、新聞の一面を見て納得した。
行きに見た現場跡もタンカーの事故で
その焦げ跡だったんだ。
僕らが通る数時間前には30メートルの火柱を上げて炎上してたらしい。
大惨事だったようだけど、
大怪我した人が少なかったのが不幸中の幸い。

二つの事故が両方ともタンカーで、
しかも両方ともセリロスの近くで南側。
朝と夜、いずれもその時間交通量が少ない側で、
なんかある。
確かに今までもセリロスからI-25南に乗るときは毎回
合流の後続車に気をつけて、
一機に本線の速度に合うように充分に加速しつつ、
先にある大きなカーブを気にしながら、先行する車に速度をあわせる、
短い距離と時間で高速道路での気をつけなきゃいけないことを
全部要求されるようで
それを毎回しっかり認識しながら運転してきてる。
それを思えば、かなり危ない場所だ。
通る方ご注意あれ。

I-25; I=Inter State Highway 25号線
タンカー; タンクローリー
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最近、hate gunsだの危険にまつわる話題が重なってる気がして
申し訳ないんで軽い写真を貼ってみようと思ったんだけど、
トラックで運ばれてる可愛らしい針金細工が
タンカー炎上の話しの後じゃ
黒焦げの動物にしか見えないね・・・。
by cwdye | 2007-10-11 02:54 | episode エピソード

探しものは何ですか

お尋ね者は誰ですか・・・

hate guns パウワウトレイル編
その夜があけてベーカーズフィールドで朝食
それからカリフォルニアを北へ向かう、
フレズノを超えるといよいよ目的地サンノゼに近付いた。
地図を見ることもなく市街地へ入っていくと
ナバホのお父さんが通りすがりの人に道を聞く。
目的のパウワウは市街地のグラウンドでやるのか・・・。

ダウンタウンも近い街の中、
グラウンドに到着して早速タープを張って商品を並べ、
裏には大きいテントを張ってマットと寝袋を敷いた。

そうしてパウワウ第一日目の真夜中だった。
テントの中にいるわりには外はカリフォルニアの都会、
街の喧騒をテントの中で聞いたのはそれが初めてだろう。
あまり街中でキャンプはしないからね。
そのうちパトカーのサイレンが響いて、その台数が増えるのがわかった。
ヘリも飛んでいって、テントの天幕をサーチライトが流れていくのが見える。
どうやら、何かあったらしいけど距離もありそうだ、
次から次へと聞こえる騒音に興奮して眠れないしトイレにも行きたくなった。
野次馬根性も手伝って、グラウンドを散歩しようとテントを出た時だ、
向こうの空へ飛び去っていったヘリが旋回してこっちの方に来る?
僕がグラウンドの真ん中あたりを横切ろうとしたところで
サーチライトに照らされた。
ニュースや映画なんかの捜索シーンで見るあのやたら明るいあれだ。
ものすげえ眩しいぞ、それに、ライト当てるの俺じゃねえぞ!
でもすぐに何かの事件の容疑者が近くにいるのかと思って
手を大きく振って「俺じゃねえよ」なんてそんなジェスチャーもできるわけなく
一瞬固まりかけたけどライトはすぐにそれて本命を探しに戻った。
まあ、大丈夫なんだろう。
走り過ぎるパトカーをフェンス越しにしばらく見物して
離れて行くのを見送ってから用を足した。

まさかトイレに行こうとしてスポットライト浴びることになるとはね。
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イメージはパインリッジパウワウ
小さい男の子がメンズトラディショナルで決めてる
by cwdye | 2007-09-20 02:28 | episode エピソード

hate guns, パウワウトレイル 編

大したことじゃなかったんだけど

もう、15年以上前になる。
ナバホのお父さんとお母さんとカリフォルニア、
サンフランシスコの近くサンノゼのパウワウに出店しに行った。
カローラのワゴンにテントやジュエリーとそれを展示するケースを満載で
夜中のインターステートを出かけた。
11時を超えると極端に車は少なくなる。
そのころは今よりだいぶ車も少なかったように思う。

アリゾナの森を越えてモワベの砂漠に向かう真っ暗闇
前を走る車もなく、後続車もいなくなってしばらくしたころ
ミラーに光の点が映った。
それはゆっくりでもだんだん大きくなってきて、
そのままのスピードなら追い抜いていくはずだ。
でも、そのヘッドライト車間を詰めてぴったりと後ろについたまま、
加速をやめてこっちのスピードにあわせている。
気味の悪いプレッシャーに腹がたってきた。
ところがそこはアメリカ、すぐに冷静になった。
ヘッドライトの高さからピックアップトラックか?
こっちはルーフにまで荷物満載の1500cc、
さてこの状況からどう脱する?
相手を刺激しないようにゆっくり減速するしかないか
そう思って少しずつスピードを落としていくと
しばらくそのまま後ろについていたその車が追い越し車線に出た。
今度はゆっくり横について、追い越さずに並んでくる。
見ると真っ黒で何か殴り描きがしてあるバン。
「次の瞬間、助手席の窓が降りて銃口が・・・」
そういうシーンがぴったりじゃねえか?
冗談じゃない。
ナバホのお父さんは助手席で寝てる。
もし、そうなったら、併走してる車だ、
ブレーキを踏めばすぐに弾道から外れるだろう。
ブレーキを踏む準備をして、さらにアクセルを緩めて減速してみる。
こちらの行動から
充分プレッシャーを与えて遊べたと判断したか、
そのバンは速度を上げて離れていった。
shit !! if i had a gun, of course it should be big one.
良くない考え、それが必要な国。
by cwdye | 2007-09-15 01:55 | episode エピソード

finaly

無事帰国

次女のキミミラの耳のため
極力飛行機での移動を避けている。
今回は必要最低限の国際線のみということで、
アリゾナからカリフォルニアまでの5百数十マイルも
陸路からとあいなった。
朝から走り出して昼休み一時間、5時ごろにLAにつく
というのが一人で走り続けたときのパターンだ。
でも子供がいるし、トカへの写真家としての仕事もある。
オールド66(ディズニーアニメのCarsのお陰で子供も大好きだ)
を遠回りして走ることにして、中継地点一泊入れての移動になる。
ところがちょっとした思い違いで中継地点はLA近く、
結果的にオールド66に迂回した距離を含めて
LAに着く手前ですでに520mi(832km)を走ったことになる。

結果サウスダコタからカリフォルニアまでの
総走行距離はちょうど4000mi.(6400km)
当初の予定より1000mi,(1600km)ほど少ない。
やっぱり子供がいなかった頃のような無理はしてないんだろうな。

今年からワンブリが就学したので
学校の夏休みにあわせてのトリップになった。
僕もトカへも仕事をしながら子供の宿題をみたり、
例年に増して忙しい旅になった。

仕事の収穫もいつも通り量より質、
中身の濃いものになってる。
例によってサイトではあまり細かく詳しく紹介することはしない。
直接、または各販売店にお問い合わせ頂きたい。

これから9月1日土曜日までに展示品を再搬入してオープンする。
多分散らかったのを片付けながらの営業になるけど、
そうこうしてるうちにすぐ冬の出張が来て
同じ事の繰り返しになるんだろうな。
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*走行距離の最長記録は一ヶ月に6400mi.(10240km)で
シアトルからラコタ、ナバホをまわりカリフォルニアまで
総て陸路で走った1999年の夏だと思う。
1日に走った距離の最長は10年以上前の夏のある日で、640mi.(1024km)、
昼食以外20時間くらい乗りっぱなしだった。

*前回冬の出張でたまたまの写真を撮ったことに始まって
今回、トカへの協力もあって全行程の中で沢山の橋を写真に収めた。
予告通り冗談じゃなく趣味になった。
そこでbridge over what (where) とカテゴリ追加までしてみる。
新しい記事は未掲載だ。

*オールドハイウェイ・ルート66についても
前々から少しずつ走ってネタをためているので
まとまってきてから小出しにするよ。
by cwdye | 2007-08-30 09:23 | Report 滞在記

heavy trafic in Wyo

ラコタの家族の元への里帰りと工芸品の買い付けが
スタージスバイクウィークとかぶることは、
サウスダコタのパインリッジに家族ができてからの
この14年ほどの間に、何度もあった。
けど、今年のようにバイクウィークの期間前から最終日まで
完全に重なっていたのは初めてだ。
パインリッジ近辺に滞在中、
工芸品を探したり
兄弟達、家族に会うために1日の移動距離は
最低でも200マイル(320km)くらい。
ちょっとそこまでがそんな距離なのが平原。
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昨日、最後に会っていた家族と再会の約束をしてから、
今日が移動日。
一日中、車に乗っていることになる日だ。
それでも、子供がいるから控えめに中継地を設定して、
コロラドで一泊する。
今朝、サウスダコタを出て、ワイオミングを抜けて
400マイル(640Km)でルイヴィルについた。

そういえば
この14年間で何度も、サウスダコタを出てから
ワイオミングやネブラスカの道を抜けてサウスウエストに出てる。
いつも、滅多に他の車に会うことも無く
大平原の農地をぽつんと寂しく走っていたんだけど
今回、バイクウィークと重なった上、今日がその最終日とあって
帰りの人たちのバイクやトレーラー、キャンピングカーが
列を成して繋がっていた。
ワイオミングの道であんなにたくさんの車を見たのは初めてだ。
何しろアメリカで一番人口密度が低い土地だからね
それだけでかなり珍しい光景になる。
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これで時速65マイル(約100km/h)で流れてるんだけどね。

明日はデンバーを越えてニューメキシコに入って、
アングロの兄弟分の家に行く予定だ。

ラコタの土地では移動にかなり時間を割かれて
仕事というにはかなり非効率的。
インディアンの文化に浸かっているから、
文句も問題もないんだけど
サウスウエストでの仕事は仕事然として純粋にかなり忙しい。
持ち出した石でオーダーする内容も、
日本にいるときに考える時間がなかったから
これから考えて配分しなきゃならないし、
取引相手の人数も平原とは比べ物にならないほどいる。

週末にはインディアンマーケットというイベントがあって、
そこにも行くんだけど、
そこですることといえば
出ているアーティストに笑顔で手を振って挨拶して回る。
それだけで、まるで選挙の候補者
僕にはイベント自体ほとんど関係ない。
ショウに出品されている類の作品には興味がないものが多く、
お祭り期間で宿代は跳ね上がるし、
意味ないんじゃないか、と思われるかも知れないけど、
彼らと取引してなくても元気でやってる姿を見せに行く
実は大事なデモンストレーションなんだな。
それにショウに各地から集まる人や一部の仲のいいアーティストと
ショウの時間外に取引していて、
それができるのもショウがあるからでもある。
でも、「何が何でもショウ期間中にすべて」という必要は
全然ないよな。

ただ、ジュエリーはともかくとして
それ以外の作品を眺めて周るのが楽しいんだ。
壷とか敷物とかカチーナとか、
素晴らしいものが多くてね。
価格がすごくて手が出せないんだけどね。
それじゃやっぱりただの娯楽か・・・。

ああでもないこうでもないと
ちょっと迷いがあるのが見えちまうね。

とにかく
今日は移動だけのために
滞在したモテルで繋げたんで
ただつれづれにそこはかとなく書き綴ってみた。
メインテーマは・・・
「ワイオミングの渋滞」・・・だな。
by cwdye | 2007-08-13 15:29 | Report 滞在記

Entering the land of Lakota nation

サウスウエストと比べものにならない
観光化の進んでいないワイルドな観光地を抜ける。
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風景は特に変らず、
牛、時々馬、ところによりプレーリードッグの穴だらけの風景をひた走り
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このサルーンが浮世との境目。
リザベーションの中ではアルコールは禁物になる。
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それを超えるとほどなくしてラコタに地に入る
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ここは陸地の孤島
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ハードな土地だ。
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橋だ! といっても地味。
この河もかつては多くの血が流れたんだろうな。
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そして、ずっとこのまま何もない土地が続く。

ようこそオグラララコタの土地へ
by cwdye | 2007-08-07 14:28 | Report 滞在記

ワキンヤン 1979

1979年、夏のある日、
ウィネベゴインディアンリザベーションの中に土地を借りている
アングロの農場の一家に世話になっていたとき、
街に出る日がきた。
それまでは町といっても店が5件ほどしかない
近くのゴーストタウンのような町しか知らなかった。

その日は2週間分の買い物をまとめてする日。
フルサイズのステーションワゴンで3時間
街はミズーリ川を挟んでネブラスカとアイオワに跨っていて
そのアイオワ側まで出かけた。

初めてアメリカの街を体験した日だった。
ニューヨークより、シカゴよりも、メジャーな都市より
だいぶ小さい街だけど、場所が場所だけに
文句はないし、僕には充分だった。
数時間の買い物のあと夕食をとって家路についた。
陽は傾いて、空気の温度が変わると気圧が変わり
雷雲が現れる。
街を離れ、あたりは平原、
陽が落ちてヘッドライトの照射範囲以外に何も見えなくなったころ、
眠くなって頭を背もたれに預けて、
黒い雲が星を隠して広がっていく空を
ウインドウごしに見ながら眠りそうになったそのとき、
一瞬、空を這う稲光が雲の間を
まるで蜘蛛の巣のように網目になって天に広がった。
天然の花火だ、それも巨大な。
それが忘れられず
以来、稲妻ウォッチャーになった。

それから10年後
インディアンに出会う旅を始めてからは
雷好きは好都合になった。
インディアンにとって雷はワカンタンカの力を
目の当たりにさせてくれる有難いもので、
吉兆でもある。
ウィネベゴにしろオグララにしろ、
激しいサンダーストームが多い地域では、
素晴らしい稲妻を見ることができる。

どうしようもない状態で怖い思いをしたこともあるが
普段は一応危険を知ってのうえで
警報を聞きながら、必要とあれば避難して
危なくないようにして見ている。

追記
蜘蛛の巣状の稲妻は
小さいものは時々見れるけど
一面に広がるほどに見えた大きいものは
後にも先にも、ウィネベゴで見た一度だけだ。
啓示だったんだな。

わきんやん=ラコタ(語)で雷のこと。
カミナリはアイヌ語に残るカムイを含む古い言葉で解釈すると精の声になる。
wakinyan 2007夏に続く
by cwdye | 2007-06-09 02:07 | episode エピソード

hate guns 到着地編

アメリカに滞在が長いと
当然銃が身近にあることになる。
男の子なら誰でも子供のころに
鉄砲ゴッコらしきもんをしたもんだろう。
日本でもアメリカでもそれは変らない。
大きな違いはアメリカには実銃が身近にあることだ。
子供が暴発させることも多く、
この問題はいつも議論の的だ。
なきゃあいいものを・・・。
原因を排除すると損をする人間がいる。
だから対症療法で、銃には銃で、と?
馬鹿馬鹿しいことこの上ない。

それでもアメリカが銃社会を放棄しない限り、
銃が嫌いな僕でもアメリカにもっと長くいるようになれば
持たずにはいられなくなるだろう。
あぁ、腹がたってきた。
これについては
マイケル・ムーア監督の映画「ボーリングフォーコロンバイン」
で述べられてる。 お勧め、というよりもmust see,
見なきゃいけない映画だ。

いつも通り話が反れたけど
エピソードに戻そう。

一昨年、夏の渡米。
次女が中耳炎になって、最初についた街で
ERに駆け込み、
滞在予定を延ばさなきゃならなかった。
2日目の夜、真っ暗なモーテルの外で
不規則に連続した乾いた爆竹の音・・・銃だよ。
あまりに至近であっけにとられて伏せる間もなかった。
もっとも部屋の中でそんな緊張感もなかったわけだけど。
窓の外が暗くて、状況もまったく見えなかったから、
しばらく窓から離れて、それ以上なにも起こらなかった。
すると程なくして赤と青の警告灯を点滅させたパトカーが窓の外に見えた。
部屋は4階、そこから見下ろすんじゃなくて、
パトカーの明かりが窓の正面に上っていく、
100メートル離れていない、窓の高さで停まった。
丘になってたんだ。
その民家らしきところで事件があったらしい。
冗談じゃない、距離と位置からして流れ弾が来る可能性は充分あったわけだ。
決して綺麗な風景ではない、街のホテルの景色、
前が丘になってることなんか気にしてなかった。
身を守るためには、そういうことを見逃しちゃいけないんだな。
勿論いきなりの発砲は寝耳に水だけど、そのまま撃ち合いが続いたら?
窓の外の風景を覚えていれば、もう少し真剣に伏せることを考えただろう。

去年の夏は
アメリカに発つ直前、到着地現地のニュースを新聞で見かけた。
一昨年の到着地と同じその街で
今度は2人のシリアルキラーが殺人レースをして競いあっていて、
5,6人ずつ犠牲者が出ている。
その街の繁華街でも歩く人が減っているという。
一人は車に誘い込む誘拐型、これはまずあう事もなかろう。
もう一人は車からの無差別発砲、交差点で並んだらいきなりにとか?
こいつは冗談じゃない。
街といっても広いわけで、とにかく会わないであろうことを祈るだけだった。
それ以後そのニュースの続報は入手できないまま、
現地についてしまった・・・。
空港で誰かにどうなってるのか聞いてみようと思ってたんだけど、
実際にはそんな緊迫した雰囲気もないわけで、
そのまま、ニュースも確認せずに旅を始めた。

こんなこと気にしなきゃいけない、あの国の政治に腹がたつ。
それに家族の中には被害にあって身内を亡くした人間も少なくない。

あとは
ボーリングフォーコロンバイン、見てほしい。
アメリカ合衆国政府がいかにおかしいか
悲しいほどよくわかる。
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取っ手・・・別にこれに文句があるわけじゃないよ
トカヘなんでこんなの撮ったんだろう?
ブレてるからどーでもよかったと見えるけど。
by cwdye | 2007-01-17 03:45 | episode エピソード